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不登校

作者: もか
掲載日:2026/04/18



僕はいつからこうなってしまったのだろうか

いつから

学校へ行かなくなってしまったのだろうか

特に何もせずに消費する1日

まだ13歳だと云うのに

学校を休み始めた頃

親はどうのこうの言ってたが

今じゃ何も言わなくなってしまった

僕は親に何を言ってほしいんだろうか

学校に行け?

休んで良いからね?

どれも違う

何もない


2年生になった

担任が変わった

前の担任は別の学校に行ってしまったようだ

今の担任は前の担任とは違い、良く家に来た

前の担任を悪く言ってる訳では無い

ただ、本当にただ、

まぁいいか

あの担任は良くも悪くも好意的だった

でも、その担任に自分の顔を見られるのが

嫌だった。

コンプレックスと言うのだろうか

自分の顔が老けてるように感じるのだ

そんな顔を家族以外に見せられるわけがない


職業体験に行った。

何をしたか覚えていない

ただ、楽しかったのが覚えている

こんな自分にも友達がいるのか、と

性格も悪く顔立ちも悪く。

なぜこんな奴に友達が居るのか?

居てくれているのか?

いや、僕が魅力的だからに違いない。


3年生になった。

担任が変わった。

その人は生徒想いな人だったようだ。

所謂アタリの先生だと分かった。

僕は変わらず学校へは行っていなかった

担任は良く電話を掛けてくれて、

僕のことを気遣ってくれた。


修学旅行に行った。

僕の親友がほぼ一人で準備をしてたそうだ

可哀想に。

京都へ行った。

特に覚えてはいないが、

八つ橋が思ったより

美味しくなかった気がする。


二日目は確か奈良に行った。

鹿は臭かったが、可愛かった。

抹茶アイスクリームを食べた。

それを食べてる途中に、

クラスメイトが

「あ!それ食べちゃだめなんだよ」

急いで食べた

クラスメイトに顔を見られるのは

嫌だった。

しかも女子に。

自分の顔を自分で見られないのが

悔やまれた。

だが、

他人は

そんなに自分の顔を見ていないようだ

興味が無いのだろうか

それとも

自意識過剰だったのかな?

と今も考える。

あっという間に受験の時期になった。

もちろん僕は不登校なので

中卒か通信しかない。

もちろん通信を選んだ。

流石に中卒は厳しい。


1月になった。

段々と学校へ行き始めた。

週1とかだが。

クラスメイトは暖かかった

誰一人僕を蔑まなかった

誰も

僕が気にしてることを言わなかった

中学校の終わり間近だと言うのに

友達がたくさんできた。

前期の奴らは皆受かったようだ。

すごい。嬉しい。

色んな感情が出てくる。


2月になった。

終わりが段々近づいてるのが分かった

不登校にならなければ良かった。

こんなにも

楽しい日々を送れるのならば。

バレンタインデーになったが、

チョコを貰えなかった

どうやら僕はモテてはいないようだ


3月

卒業式が近づいてくる

教室は綺麗だ

大掃除をしたから。

卒業式は行けるといいな、

と友達と談笑する


行けなかった


いきたいけどいけなかった


体が否定してるようだった


皆と写真を撮りたかった


皆と卒業したかった


なんでこう思ってるのに

行かなかった


僕は変われた


そう思っていた


変われていなかった


僕の心の奥底にはまだ恐怖があった


なんの恐怖かは分からない


まだ卒業したくなかったんだろうか


通信には受かった


友達と一緒に登校する


そんな高校生活を送りたかった

―――――

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