表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
兄と私の話  作者: 百田
8/21

私の兄⑧ 高校卒業してから

そんな中2病真っ盛りの私は、短期だが色々あって海外留学?海外旅行?海外体験?をしていた。


「人間なんとかなる」


留学先で学んだ。

留学先も良くなかった。


蓄えたアニメ漫画の知識で友達が出来てしまったために、オタク文化とは素晴らしい物だ、言葉なんていらないんだ、と思ってしまったのだ。


アニソンを歌うだけで目をキラキラさせてくれる。


中2病は治らなかった。



帰国後、ニコニコ動画は相変わらず人気者を作り出していた。

そして、まだまだ中2病の私はその人気者に混ざりたいと、都会に出ることを決意。


両親に本当の理由を言っても許してはくれないだろう。


そこで進学先を憧れの都会に。

しかし、両親は私の一人暮らしをどうしても許してくれなかった。これまでの行いを悔いた。


私は兄に助言を求めると、快く両親と話をつけてくれたのだ。


結果、

兄の住む2LDKのアパートに転がり込む形で私の夢の都会暮らしがスタートした。


ここから、転がり落ちるように人生が狂っていく。


田舎の世間知らずの小娘が都会で狂っていく。


自業自得である。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ