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兄と私の話  作者: 百田
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私の兄⑤

漫画やスーファミなどの文化を感じながら、田舎で育っていった我々兄弟。


私が小学4年生の頃とんでもない出会いをする。


兄が中学校から帰ってくるとコンポで音楽を聴き始めたのだ。


友達からアルバム借りてきたと。


赤色と緑色のアルバムだった。


それまでモーニング娘などのハロプロ系にハマっていた私は、衝撃をうけ、あの日から現在もそのアルバムの人達を推している。


推しているどころか人生を支えてくれていた。



兄もそうだ。


ライブは共に行ったことはないが、それぞれ別々に参戦している。

一緒に行きたくないわけではないが、お互いの仕事の関係でタイミングが合わない。


因みに

兄は、私が留学で海外にいた時に出たCDを、帰国した時まとめてプレゼントしてくれた。


私の兄はそんな男なのだ。



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