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ウォーター体操着

作者: みき

6月でも 連日40度を記録。雲ひとつない青空にジリジリとした太陽の暑さはアスファルトを焼き、歩道に面した窓は断熱カーテンに遮られ、元は緑色をしていた各地の草が真っ黄色になった。8月になればもっと暑くなる中、とある企業がウォーター体操着を発売した。水を特殊加工をして体操着の形を保ち、快適な水温で常に体を冷やしてくれる。夏でも水の中にいるように過ごせるという売り込みで小中高とたくさんの学校に配られた。気温が30度を超えれば学校から着用の許可がだされ、生徒はウォーター体操着を着用する


「ちょっと。ヒロト、じろじろ見ないで」

「はぁ?見てねーっての」

ウォーター体操着の唯一の欠点、水を体操着の形状にしているだけで透けている。学校で水着の上からウォーター体操着を使用する。夏の学校で生徒は水着で授業を受けるのが恒例になっていた。



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