ふわふわする
夏休み、ずーっと一緒にいたけど、これといって進展なかったなぁ、もうちょっと距離縮めたいなぁ。本人は気付いてないけど、裕也を狙ってる奴とかけっこういると思うんだよね、渡さないけど。
裕也に風邪ひくよ、なんて言ってたら自分がひいてしまった。少しでも意識してもらおうと、裕也のまねして風呂上がりにパンツ一丁(タオルも掛けてたけど)がいけなかったんだろうけど、裕也が看病してくれるから役得ってことでいいかな。ほら、今もおかゆ作ってくれてるの、うれしい。ついでにアーンもしてもらった。裕也のふーふーからの味見してアーン……はぁ、幸せ(←乙女思考)。
夜中、裕也に起こされて着替えた。身をまかせていたら熱上がってるから座薬入れろって、……え?ざやく?ザヤク、座薬!?脳が理解すると、確かに一番の薬だと思う。え?自分で入れれるかって?イヤだって言ったら入れてくれるの?裕也が?試しに首を横に振ってみる。すると座薬がイヤだと思われたのか、入れるようやさしく説得してくる。
普段寡黙な裕也が、やさしくするから(←言ってない)、痛く(し)ないから、入れ(てあげ)ようって……
あまりのうれしさに頷くと、やさしくうつ伏せにされた。腰の下から持ち上げられてお尻だけ突き出すような格好になる。裕也の手でパンツを下ろされる。あぁ、裕也に僕の孔見られてるー。
「理久、挿(入)れるよ、力抜いて。」
すると孔を広げられて何か(←薬だってば)が入ってきた、と思ったら裕也の指で孔を刺激された。
「あっ、んっ…」
思わず声が出てしまった。もっと触って、裕也。
それから水も飲ませてもらった。もっとキスしたかったけど、眠くなって目を閉じた。
ふわふわする、裕也、大好き。