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夏休み

季節は過ぎ、夏休みになった。食堂も休みになるため、けっこうな人数帰省する。そんな中、俺と理久は寮に残った。春に来たばかりだし、こっちの地域もゆっくり見てみたいと思ったからだ。


「裕也も残るなんてうれしい、いっぱい出掛けようね!」


理久はいつもよりニコニコしている。



予定通り、理久とはあちこち出掛けた。

………デートみたい?………いやいやいや、何言ってんの?俺。



同じ部屋だし食事も外で取るより、たまには一緒になんか買い込んで作ろうという話になった。

………なんか、新婚さん?みたい………いやいやいや、何言ってんの?俺ぇ。





気温もだいぶ高くなってきた。俺は、シャワー上がりに上半身裸(トランクス一丁)で過ごす。すると理久は真っ赤になって、


「ちょっ!もうっ風邪ひくからなんか着なよ!」


と言って、自分も風呂に向かった。

………かわいい………って、何なの?俺ぇぇ!



自分の気持ちの変化に戸惑いながらも、楽しい日々を過ごした。



そんな充実した夏休みもあと数日を残した頃、理久が風邪をひいた。



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