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それから2時間経っても波多野さんは帰ってこなかった。

帰ってこない分、不安も大きくなる。


冷めてしまったしょうが焼きにラップをかけて冷蔵庫へ入れるときも、何だか落ち着かない。

一人暮らしをしていたから一人でいることなんて慣れているはずなのに、寂しさが押し寄せてくる。

それに加えて、電話越しに聞こえてきた女性の声が頭にこびりついて離れない。


モヤモヤやムカムカが体の奥の方から沸き上がってきて、私はそれを振り払うためにシャワーを浴びた。

頭からお湯をかぶってもスッキリしない。

未だ帰ってこない波多野さんにしびれを切らし、私は先にベッドへ潜り込んだ。


波多野さんに初めて愛された後日、別々で寝るのは寂しいからと大きなベッドに買い替えた。

同じ布団で温もりを感じる毎日。

なのに今日はやけにシーツが冷たく感じられる。


「波多野さんのばか…。」


私は枕に突っ伏して、誰に言うわけでもなく呟いた。

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