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散々波多野さんにドキドキさせられたのに、いざ自宅を前にすると今度は違うドキドキに襲われた。

き、緊張するよ。


インターホンを鳴らすとすぐに母親が出てきた。


「あらあら~、いらっしゃーい。」


やたら陽気な母親にいささか不安を覚えつつ、私と波多野さんは家の中へ入る。

リビングへ通されると、待ってましたと言わんばかりに父が座って待っていた。


き、緊張感に耐えられない…。


クラクラしそうになっていると、波多野さんが先に口を開いた。


「初めまして。波多野悠真と申します。本日はお時間をいただきありがとうございます。」


そこに雑な波多野さんはいなくて、頼もしさとかっこよさに私は胸が張り裂けんばかりだ。


波多野さんってこんな凛とした人だったの?


本当に、私は今まで波多野さんの何を見てどこを好きになったのか、まったく思い出せないほどにたくさんの波多野さんの新しい一面を見せつけられて、ときめきでどうにかなってしまいそうだった。

好きという言葉では言い表すことができないくらい好きすぎて、胸がいっぱいになる。


「将来を見据えて一緒に暮らしたいと思いますのでどうかご許可をいただけないでしょうか。」


「どうかお願いします。」


完全に波多野さんにリードしてもらう形で、私も頭を下げた。

情けないけれど、今の私にはこれが精一杯だ。

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