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「百瀬のアホ。」


「…聞こえてますけど。」


波多野さんの小さな呟きはしっかり私の耳にも聞こえていて、今度は私がじとりと波多野さんを見る。


「お前さ、木村のこと好きなの?」


「ひぇぇぇぇっ!」


仕事中になんちゅーこと聞くんだ、この人は!

あまりのデリカシーのなさに、私は恥ずかしくなって頬をおさえた。


好きっていうか好きだけどそうじゃないっていうか、ああ、説明が面倒だな。


「あいつ人気あるよな。」


私が答えないので、波多野さんは勝手に話を続ける。その顔はかなり不満そうだ。


「あいつだけはやめとけ。」


「え、何でです?」


私の質問に、波多野さんは口ごもった。

むむ、もしやこれは。


「木村さんがモテるから嫉妬ですか?」


ニヤニヤして尋ねてみたら、波多野さんはめちゃくちゃ不機嫌になって私にデコピンをくらわせた。


痛いよ。

何してくれてんだよ。


おでこを押さえて涙目で波多野さんを見ると、波多野さんはふんっと怒って自席へ戻ってしまった。


何で怒るのー?

男心がまったくわかんないよー。

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