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数日後には無事電動ホッチキスが支給され、私と水戸さんは両手を挙げて喜んだ。

だって本当にもう右手が限界だったもの。


電動ホッチキスは紙を挟むだけで勝手にガシャンと綴じてくれる。

何て画期的なアイテムなんだろう。

考えた人天才だよ。


手が楽になったことで気持ちにも余裕が生まれ、水戸さんとのおしゃべりにも花が咲くようになった。

しゃべりながらでも全然余裕で作業が捗るのだ。

水戸さんは毎日“休憩”と言ってジュースを買ってくれる。申し訳ないなと思いつつ、私はその好意に甘えた。


波多野さんは水戸さんには気をつけろと言っていたけど、別にそんな害はないじゃない?

確かに最初はちょっと馴れ馴れしくしゃべってくるなあと思ったけど、今では普通に楽しく仕事ができている。

何に気をつけるんだろうか、私には全く理解できない。


だけど波多野さんは毎日私に確認する。


「ワークルームの仕事、どうだ?」


「今日もバッチリこなしてきました!」


任務完了とばかりにビシッと敬礼するも、


「ふーん。」


波多野さんの反応は冷たい。

自分から聞いたんだしさ、もうちょっとノッてくれてもよくない?


その度に私は子供みたいに膨れっ面だ。

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