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ロリコン夫とロリコン娘の買い物

「おとーさん!はやくはやく~」

瑠璃るり!あんまり走るなって!」

「わは~♪」


 笑顔で人にぶつからないように気を付けながら走る瑠璃を見守りながら、俺と瑠璃は目的地に向かっていた。

 今日は日曜日。俺の仕事は小説家で、その仕事がひと段落ついたので瑠璃と出掛けることにしたのだ。


 瑠璃が休みの日は基本的に一緒に出掛けたりしているが、出掛けるのが好きな瑠璃はいつもにこにこ笑顔だ。天使か。

 そんな天使が時々立ち止まってどこかを見つめているのだが、どこを見つめているのだろうか?


 俺はその視線を追って見るが、子連れの親子しかいない。

 だが、俺は気づいてしまった。


 あの女の子もかわいい。

 いや、年齢は六歳だね。母親にとことこ付いて行ってるのが愛おしい。


 いや、そうじゃない。

 瑠璃がそれを見ていることが問題なのだ。

 ロリコンなロリってなんだろう……?


 このことについて考えるのは何度目だろうか?

 別に人に迷惑をかけてるわけじゃないから気にしなくていい気がしてきた。

 うん。大丈夫だろう。きっと。


 ここで、ロリ以外を見て瑠璃が足を止めた。


 それはプリ〇ュアに出てくる妖精さんだった。


「おとーさん!これかわいい!」


 瑠璃の方が一億倍かわいい。



※※※



「おとーさん!これ買って?」


 そう言ってロリキャラのフィギュアを掲げる瑠璃。


「……ダメだ」

「今、迷ったよね?」

「……迷ってない」

「むぅ……」


 ぷくーっと膨れる瑠璃。ただただかわいい。


「今度だ今度」

「今度買ってくれるの?」

「おう」

「やったー♪」


 そう言って笑顔でぴょんぴょん跳ねる天使。抱きしめたい。

 頭なでなでしたい。


 おっと。これはあとで家でしよう。


「おとーさんおとーさん!」

「ん?」


 足を止めた瑠璃が俺に声を掛けてくる。

 しかも、何か悩んでいるような顔で上目遣いで見つめてくるときたもんだ。萌え死ぬ……!


 かろうじて理性を保った俺は瑠璃に聞き返す。


「どうした?」

「これ……買お……?」


 瑠璃が両手で包み込んでそっと差し出してきたそれは、俺の妻であり瑠璃の母親である奈津美なつみが好きなキャラクターのフィギュアだった。


「よし!さっきのフィギュアも持ってこい!まとめて買っちゃうぞ!」

「えっ?今度じゃなくていいの……?」

「今回は特別だぁ!」

「ホント!?ありがとう!!おとーさん大好き!」


 これを聞きたくなるのは、親としてなのかロリコンとしてなのか。


 でも一つ言えることは――







 ロリ満足した!!

ずっと期間を空けてしまって申し訳ありませんでした!


これからも不定期ながら投稿していきますので、『ロリコン夫婦のロリコン娘』略して『ロリロリ』をこれからもよろしくお願いします!

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