現代のナチス「フェミ・ナチズム」
さて、気が乗ったので、また下らないエッセイを書こう。
今回の話題は、男女平等主義者のお話。
こんな奴が本当に居るって話。
ではなく、その男女平等主義者の皮を被って、とんでもねぇ社会を築こうとしている本物のバカのお話である。
では、前提として、男女平等主義の事から少し語ろう。
男女平等主義、フェミニズム。
これは18世紀ぐらいから存在する、男女同権運動からやってきた思想だ。
元々女性には、色々な権利が不足していた。例えば、投票権や労働権、中絶も違法だった時期がある。これはキリスト教が悪い。
産業革命が来るまで、労働と言えば肉体労働だったので、男性に比べ、身体能力の劣る女性は、そう言った労働に着く事は難しいor着く事が出来ても、同じように働くのは不可能だった。
おかげで、労働力にならない=同じような権利を与える必要はないの方程式が産まれた訳である。
そんな中で、男性からみた女性の理想像「女らしい」と言う言葉が産まれた。
しかし、女性の労働力の低さも、とある技術の登場でひっくり返される事になる。
そう、蒸気機関の登場だ。
女性の足りないパワーと少ないスタミナを、鋼と炎の力が補ってくれ、相対的に男性の持つ身体能力とやらの価値は下落していく事になった。
して、機械と言う、今日の人類全てが恩恵を享受できるはずだった技術により、男女差の労働力格差は殆ど変わりなくなった。
だが、社会と言うのは、基本的に保守的な考えをするものであり、新しい考えは受け入れらない物である。
女性の扱いは、相変わらず低いものだったのである。
そこで、女性は考えた。
「同じくらい働けているのに、給料が低いのはおかしい」
彼女達は、己のサラリーが低い事を抗議した。
就労の場で、給料差別すんな。貯金出来るようにしろ。
これが男女同権運動の第一歩である。
それから時代の進歩共に、女性は男性とさして変わらないように労働出来るようになり、それならば、男と同じ権利を寄越せと口にした。
ざっくりと説明すると、こんな感じである。
ここまでは、なんら間違ってない、当然の権利を要求しただけの活動だった。
女性は、男性の作った「女性らしい」と言う鳥かごを破壊し、自由と呼ばれる大空に飛び立つ活動を行ったのだ!!
そして、ここからが問題なのである。
技術が進歩し、女性にも男性と同じ権利が与えられるようになった現代に、この正しかったはずの運動から、とんでもないものが出現する。
《女性は生物学、及び遺伝学によって男性より優れている事がわかった(大嘘)ので、女性が男性を管理運営し、人類を正しく発展させるべきである》
こんな思想である。
さて、話は変わるが、ナチスの思想を書こう。
《アーリア人はとっても優れている(そもそも存在しない)から、他の民族を教導しなくちゃならない。故に、世界はアーリア人に支配されて、初めて正しく発展出来る》
一緒や!!
フェミナチと呼ばれても仕方のない発想なんや!!
ちなみに、この思想は真っ当な女性からも嫌悪される思想である事を明記しておく、おかげで現在では頭のおかしい人間しか信奉していない。
さてと、このフェミナチ、嫌、彼女等曰くジェンダー推進論者の思想を詳しく書いてみよう。
「女性はとても優れている」
「しかし、世界はセックスの事しか考えられない劣等種の男が存在する」
「男は神である女性を強姦する事しか考えていないゴミである」
「だから女性は生まれながらの被害者で、男は産まれる事自体が罪である」
「女性は優れているから、劣等の男みたいに戦争なんかしない」
「女性は優れているから、今起きている経済危機とかすぐ解決できる」
「だから、全ての政治から男は撤退し、女性に渡さなくてはならない」
「政権とったら男は奴隷、女性は神様」
細々と書けば、人類から男が居なくなる位の凄まじい事が書けるが、ここで割愛しよう。
さぁ、呆れかえった男性諸君とドン引きした女性諸君は、これらの思想に対し、どれくらい反論出来るかな?
私が予言しよう、全部反論どころか論破出来てしまった事を。
ちなみにジェンダー推進論者、いや、ナチスの方がまだマシなフェミナチさん曰く。
「これ位は当然、むしろ被害者である女性の心理を思えばまだまだ足りない。私達の慈悲に感謝しろ」
と言う事である。
無慈悲すぎる。
基本的に、彼女等の活動の場は欧米である為、日本にはごく少数しかいない。そこは安心していい。
では、そのごく少数存在する日本のフェミナチ。
彼女達は、一体どんな活動をしているのかと、ピックアップしてみよう。
・女性らしいという枷を破壊する為に日夜戦う、もうほとんど存在してないが。
・男性らしいと言う枷を取り付ける為に、日夜戦う
・女の癖にと言う言葉は断固として破壊する
・男の癖にと言う言葉は断固として守り切る
・自分より可愛くて、男に媚びる女を攻撃する(二次元三次元問わず)
・女性賛美の創作物を必死で守る、歯牙にもかけられていない
・道行く男性に罵声を浴びせる、逮捕される事も多々
・自分達を称賛してくれる男を守る
・女性のせいで男性が不利益を被ったら男性を罵倒する、世間から怒られる
・世間から怒られた事を男性の陰謀扱い
・不細工な男性を犯罪者扱いする事に日夜心血を注ぐ、フジテレビが全面協力
・アニメを目の敵にする、地方のPR活動を阻止する
・弱者男性と共にアダルトビデオを殺そうとする。鼻で笑われる
・自分の思想を否定した女をハブろうとする、大抵失敗している
・論争に負けても勝利宣言
・有名人が否定的だったら、家族叩きを行い、公共の場を使い仲間内で盛り上がる
・タンポン派の女性に嫌がらせをする、訴訟される
・私が結婚できないのは男が悪いとメディア展開
有害な物から無害な物まで、いろんな活動をしている。
どれもこれも迷惑極まりないが、迷惑だなぁ程度の意見しか持てないのはしょうがない。
何しろ、彼女らは、世間からも白眼視され、ろくな協力者もパトロンも持てず、大した行動が出来ないからだ。
現代社会において、思想啓蒙活動をするには、莫大な資金か、大多数の協力者が必要になる。
デモをするにしても、デモ参加者に対する弁当や飲み物の配給も大事であるし、彼らの休憩する場所だって借りなくてはならない。
暗殺や国家転覆になると、それはもう、日本の国家予算なんて吹き飛ぶレベルの資金が必要になる。
協力者がいないのは、その過激な思想故に、パトロンが居ないのは、その誰にでも噛みつくお客様根性故になので、今の困窮は致し方ない側面があるのだった。
尚、過激なフェミナチズムは、同じ存在であるはずのフェミニズムからも嫌悪されている。
フェミナチズム信奉者は、往々にして声がでかい。特に、彼女等は男性に向かって叫ぶ事を至上の行為と思い込んでいるので、迷惑をかけられた男性から、真っ当なフェミニズム信奉者も同じ存在なのだろうと、迷惑がられてしまう。
フェミナチズムの信奉者は、間接的な手段で、同胞である女性の活動を非常に効果的に妨害しているので、嫌われると言う訳だ。
人類の約半分は男性だ。
例えうまく行っても人類の半分からは必ずそっぽを向かれると言うのは、夢が遠のく行為である。
結局、フェミナチズムは武力による革命でしか、己の思想を達成できない。
ナチスは大多数の支持を得て、政権を取った事に対し、フェミナチズムは真逆の行為しかできないとは、かなり皮肉が効いている。
今現在は、うるさいだけの主義者ではあるが、遠い未来でどうなっているかは、私にはわからない。
恋愛市場においての敗北者がフェミナチズムに傾倒する傾向があるので、女性を手酷く振るイケメンは気を付けよう。
いつか、貴方の子孫が、彼女達に殺されるぞ。
追伸、日本のフェミナチと海外のフェミナチは違います。
思想の根幹が違うのです。
日本のフェミナチ「女性は弱者である、だからイケメンで高収入で家事全部やってくれて、毎日遊び歩いても怒らない人と結婚出来る社会が、他はおかしい」
欧米のフェミナチ「男いらね、うせろ、消えろ、塵になれ。でも金はくれ」
骨の髄まで甘ったれたお姫様根性と、せせこましい男性嫌悪かの違いがあります。