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鉢巻マン  作者: 大怪獣
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激突! 宇宙中華拳法の謎。

 チッキム大将は喜んでいた。これで鉢巻マンを倒せる。大将はほくそ笑みながら地球に部下を送り込んだのだ。

「行け!。ホアタ星獣!。」


 こんにちは。姫川です。今日は久岡さんは法事でお休みです。なので武田さんと二人でお仕事、頑張っています。といっても、もうデスクワークもおわってしまったので、暇そのものなのですが。武田さんもお昼寝をしています。私も寝ようかな。おやすみなさ「ドーーーン。」・・・・・なんでしょう。


 「オデの名前はホアタ!。お前、鉢巻マンか?」

外に出ると柔道着を着た宇宙人が立っていました。なんだか殺る気満々です。

「・・・お前こそ誰だ?。」

武田さんが眠そうに眼をこすりながら起きてきました。やはり、武田さんは頼もしいです。

「オデは大帝軍のホアタだ。鉢巻マンと戦わせろ!。」

この宇宙人は久岡さんと戦いたいみたい。しかし残念ながら今日久岡さんは「いるぞ、ここに。」・・・・・え、わたし?。

「私ですか?。でも私は鉢巻マンでは・・・。」

「光子力使えりゃみんな鉢巻マンみたいなもんだ。行け!。」

武田さんも無茶行ってくれますね。しかし私も久岡さんとの修行の成果を見せたかったところです。ちょうどいいです!。

「お前が鉢巻マンか。オデと戦え!。」

「わかりました。やりましょう。」


 早速、ホアタがものすごい勢いでとびかかってきました。しかし、隙だらけです。光線をお見舞いしてやりましょう。

「くらえ!。光子力光線!。」

光線がホアタに向けて飛んでいきます。光線はホアタに命中・・・・・しませんでした。

(こいつ、はやすぎる!。)

このホアタ、かなりのスピードです。その時武田さんが叫びました。

「姫川!。こいつ、中華拳法の使い手だ。」

なんですって!。中華拳法は中国四千年の歴史の中で熟成された拳法。一筋縄ではいきません。

「オデの拳法を見破ったな。だが見破っただけでは勝てないぞ。」

ホアタの手がマシンガンのような速さでパンチして来ます。威力、スピード、ともに私ではかないません。・・・バキッ・・・痛い。でもこんなの両親を殺された時の悲しみに比べれば・・・・・・・・屁みたいです。なんだかイライラしてきました。心なしか相手の動きが少しゆっくりに見えます。なので私は、相手の手を受け止めて、光子力光線を打ちました。ゼロ距離で。

「グワーーーーー。」

・・・・・死んじゃった。こんなに簡単に。私も疲れちゃった。・・・バタッ。


 武田は仰天していた。あの温厚だった姫川が、戦闘になると豹変したのだ。最初のほうこそ押されていたものの、後半は圧倒していた。この子には戦闘訓練とともに己の能力と心を把握することもさせねばならないと姫川を抱きかかえながら、武田は思うのであった。


悪者図鑑 ファイル8 ホアタ星獣

チッキムが地球に送った中華拳法の達人。覚醒した姫川に負けてしまった。

名前の由来は掛け声。ホアターーー!。

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