狙われた地球。
短め。
朝、派出所にいつも通りに来ると見知らぬおじさんがいた。僕がどうしようかと戸惑っていると、向こうから声をかけてきた。
「わしは大帝。宇宙を支配するものである。」
「・・・いい病院を紹介しましょうか?。」
「この前、アズサケ星人を倒したのは見事だったぞ。」
「!?、なぜ、アズサケ星人を知っている!。」
「アズサケ星人に攻撃を命じたのはわしだからな。」
「・・・なぜこんなことをするんだ!。」
「なぜ・・・・・それがわしの生きがいだからじゃ。」
「・・・狂っている。」
「今回わしが直々に来たのはおぬしを仲間にしたいからじゃ。」
「何!?。なるわけないだろ!。」
「そうか、ならば殺させてもらう。」
「いわせとけば好きかって言いやがって!。」
僕は怒りに任せて大帝を殴る。 しかし、大帝には当たらなかった。
「無駄じゃ。大帝ともあろうものが直々に出向くわけないじゃろう。これはホログラムのようなものじゃ。おぬしを殺すものはおぬしのうしろにもうおるぞ。」
大帝はそういうと消えてしまった。僕はとっさに後ろを向く。そこにはTHE怪人がたっていた。
「なんだお前か、びっくりさせやがって…。」
僕は光子力光線を打つ。僕の初光子力光線でも死んだ奴だ。以前より強くなった光子力光線では一瞬で消し飛ぶだろう。
・・・まぁ、結論から言うと消し飛ばなかったんですけど。こいつ昔とは比べ物にならないほど強くなっている。だいたい復活した敵は強いというのはよくある流れだが、こいつもそういうことだろう。たぶん大帝に強化改造されて復活したとかいうあたりだろう。僕とスピードは同じくらいだ。攻撃力こそ勝っているがなかなか当たらない。互角の勝負が続く。ここで僕は思い出した。こいつはノリがいいのだ。これを利用して勝てないだろうか。・・・僕は相撲の初めのポーズを静かにとった。すると相手も相撲のポーズをとったではないか。そして相撲が始まった。僕とTHE怪人は組み合う。その瞬間に僕は体を光子力化する。作戦通りTHE怪人は消し飛んだ。どんなもんだい!。
その後、派出所に武田さんがきた。
「久岡、今日の朝、宇宙から大帝と名乗るものから地球に宣戦布告があった。これからは気を引き締めて頑張るぞ!。」
僕もさっき会ったことを説明する。
「なるほど・・・これは相当頑張らねば…。」
僕たちは新たに戦う決意を固めるのだった。
悪者図鑑 ファイル6 THE怪人(強化改造)
久岡が最初に倒した敵が大帝に強化改造されて地獄の底から舞い戻ってきた。最期はノリの良さに泣いた。




