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第九話 冒険者って...警備員?

 僕はガルドの案内でやっと町に着いた。

 町に入る過程で色々疑われるものか、と期待していたがガルドのお陰か案外すんなり入れた。

 ガルドにこの事、部外者を易々と町に入らせて良いのか、と聞いてみたら


「来る者拒まずの精神だ!」


 と、良い笑顔で言われた。

 これが中東とかだったら凄いことになりそうだなぁ、と思いつつガルドのすすめで町のギルドで冒険者として登録することになった。



 ~~~~~~~~~~



 登録自体はすぐに終わり、これで僕はこの世界での冒険者になった。


「で、一体冒険者は何をするんですか?」


 実際、冒険者という言葉は聞いたことがあるが、何をするのかはRPGの世界でしか知らない。

 この世界でそれが通用するかどうかは未知数だ。


「冒険者の基本的な仕事は、採集、討伐、防衛だ。

 まぁ、後は細やかな雑用とかがあるが、主にその三つだ。」


 採集、討伐は分かるとして、防衛と雑用?


「その、防衛と雑用は何ですか?」


「あー、防衛は魔物が町まで徒党を組んで襲ってきたりだとかしたときに町を守る。

 雑用は、町の外壁の修理だとか、犯罪者の逮捕、まぁ所謂町の便利屋さんだ。

 防衛は滅多にないからあんまり気にしなくていいぜ。」


 ...なんか、良く分かった気がする。


「冒険者って、警備員みたいだね。」


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