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第十六話 面接

いやはや、「チートによる安心安全生活」の方に気をとられてすっかり更新を忘れていました...

あい申し訳ない...

「では、次の方」


 いよいよ僕の番がやって来たようだ。

 僕は扉の前へと進み、ノックをする。軽く三回だ。


「どうぞ、中にお入りなさい」


「失礼いたします」


 僕は部屋の中へと入り、開けたドアを静かに閉める。

 部屋の正面に配置されていたのはまず木で作られた粗末な椅子、それから高級そうな長机とこれまた高そうな椅子が三つ。そしてそれに座す三人。

 格好と今までの話からして正面真中に座っているのがこの屋敷の奥方だろう。そしてその隣に座っているのがご主人と、執事服を着ていることと、この部屋にいることから恐らく使用人の中で最も偉い方なんだろう。

 そして木製の椅子が受験者、わかりやすく今日ここに来た僕みたいな冒険者用の物だろう。きっと今までの事から考えると「粗暴な冒険者風情にはこれ位で十分」という思考なんだろう。


 それから、「面接」が始まった。


 それは、僕が思っていたような圧迫面接とは違っていた。


「では始めに、貴方は何故ここに来たのですか?」


「貴方は何が出来ますか?」


「貴方が尊敬する人は?」


 質問は至って普通のものが多い。それにこちらの話は聞いてくれる。

 案外、ガルドの言っていた事は間違っているかもしれない。今まで見下してきたのは実質使用人の方々だ。ここまでくる道のりで屋敷の使用人の方以外会っていないが恐らく、粗暴な仕草を忌避するのであって、それさえ無ければ話をまともに聞いてくれるし、見下す事も余り無いのだろう。


 そして最後に


「これで面接を終了致します」


 と執事の方が宣言し、僕は一礼をして部屋の外へと出て行こうとした。

 執事の方がゴホン、と咳払いをした、と思ったら


 次の瞬間、僕は何処からとも無く現れたメイドさん二人組みに連れ去られてしまったのであった...

授業パートはまだまだ先そうです(´_`)

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