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ナルガディア記Ⅱ
人々から魔力を託された七人の戦士たちは再び魔王を封印しようと果敢にも立ち向かいました。
その戦いはとても激しいものとなりました。
ですが、世界中の魔力を得た魔力の力はあまりにも大きすぎました。
激しい戦いの末、ついに戦士たちは魔王から魔力を取り返すことができませんでした。
戦士たちは見せしめとしてひとり残らず殺されてしまいました。
それからというもの、魔王に逆らおうとするものはいませんでした。
しかし、魔王はこのときあることに気がついていませんでした。
七人の戦士たちは殺される間際、それぞれ自分の魔力を世界のどこかに放っていたのです。
遠い未来、魔王を倒す戦士たちが現れることを祈って、まだ見ぬ彼らに魔力を託すために――――。
――童話「ナルガディア記」より抜粋――
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