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第十六話 奴隷を買う


「材料獲ってきたよ?」


エイン達の所に戻ると


「「「お帰りなさいませシノン様」」」


全員が揃って言ってきた。



???何故に敬語?それに様付けって?


「どうして敬語?それに様付けは何で?」

流石に事情を聞く。



「シノン様は我々の命を助けてくださいました。それにあの魔法‥……周囲を凍らせ一瞬にして殲滅したあの人を超えた力、そのようなことができる方をに様付け等当たり前です。」

イルにそう言われた。他の四人も頷いた。

‥……男二人の視線が三人と同じになってる。何が会ったんだ?



「これの調理は誰がする?」

獲ってきたウサギを出す。


「私がやります。」

ユーンが手を挙げた。







「見張りは僕達がやります。」

エイン達に見張りを任せた。


その後普通に寝ました。


‥……特に何もなかったぞ?



その後は2ヶ月かけて森の入口へ

エイン達の装備は俺が直しておいた。流石にいつまでもボロボロでは可哀想だから。


入口まで送ってやったので別れた。

別れるときにはエイン達が着いていかせて下さいとか言ったが断った。

悲しそうにしてたが知らん。









森の入口、エイン達と別れた後

「ふむ、まずはどこに行こうかな?」

地図を開いた。


「そうだなぁ‥……ここにするか」


商業都市エルストス


ここからだと‥……普通なら一ヶ月ちょっと?


それじゃあ行くか。


多重加速‥…表面展開っと

全身の表面に加速領域が多重展開された。


走り出した、周囲の風景が流れて行く。






暫くして

お?人がいる、この速度で見られるのはまずいか?

操域『存在透明』発動

体が透明になる

この技は『気付かずの領域』と違って領域外の者にも見られなくなる技だ。

その分、見えなくなるだけだから匂い等は消せない。


普通に追い越した。





それから少しして

「今日はここまでにするか」

辺りが暗くなってきたので今日はここまでにしよう。


テントは‥……いらんか


近くに来たら分かるし、あっ領域使わなくてもだぞ?気配が分かるから、て言うか分からんと森で死んでたし。

最初は領域の常時展開なんて大変だったからその分気配察知が出来るようになった。


てことでそのまま寝た。












起きたら魔法を使って水浴びをした。魔法っていいね!領域の支配系統と同じように使えた、無論無詠唱で。


でも領域系の方が使い安かった。‥……魔法が無駄だとか思うなよ?



ところでスキル会得さんや、魔法全属性についてもう少しどうにかならない?不満は無いけど少しサービス下さいな?


‥……流石に無理か




ーーー魔法全属性から魔導王に進化しました。

全属性の魔法だけでなく古代魔法等あらゆる魔法が使えるようになりました。

ただし精霊魔法や召喚魔法等の他者の命を喚ぶ魔法等は使えません。


‥……スキル会得様マジすげぇぇ!!!

何かデメリットがあるみたいだが全然気にならん。


ではでは鑑定は?



ーーー鑑定から鑑定眼に進化しました。

鑑定より詳しい情報を知ることが出来ます。


ありがとうございますっっ!!!


では超隠蔽は?






反応無し、これは進化しないのか?



武術は?


ーーー武王になりました



いよっっっしゃぁぁぁぁ!!!



ではではでは料理とか?スキル持ってないけど、


ーーー料理LvMAXを覚えました。



スキル会得、本当に有り難うございます!


次は‥……はっ!だめだこれ以上頼んだら止まらなくなる!

うぐぐぐ‥……仕方ない取り敢えずここまでにするか。




暫くして

何とか物欲?スキル欲?を振り払ったところで進みますか。


多重加速‥……表面展開


また走り出した。





到着っと

しかしまぁ普通の人の一ヶ月ちょっとを俺は2日‥……いや実質一日か、自分の人外っぷりに呆れるねぇ。


普通に都市に入りました。


流石に建物や露店が大量に並んでいる。人がゴミのよ(ry


それから暫く都市内を練り歩いて大体の物価が分かった。

次は宿をおさえとこう。




それなりに高い宿にした。



ふむまだ時間があるなぁ‥……といっても何かしらの依頼を受けると戻って来るのが遅れるしなぁ?

どうしよ?



適当に歩き回ることにした。



?なんだこの店?意外と大きな店が目に入った。

ふむふむ‥……奴隷商店‥……入るか


中に入った。

誰だ今ゴミを見るような目で俺を見た読者は!俺は悪くない!作者が悪いんだ!



中に入ると中年の太ったおっさんが出迎えた。


「よくぞ我が商店にいらっしゃいました。私の名は‥……」


おっさんの情報なんか需要がないからいらん


「‥……と言うことで早速商品を見せましょう。」


途中で奴隷についての説明があったがそこはしっかり聞いた。

早い話買われた奴隷は主に逆らえないとか、奴隷は人権が無い等。




おっさんについていくと檻に入れられた人達のところについた。


檻の中には人間、獣人等が沢山、エルフも一人だけいた。


え~と

ケイス 人間 男 ルル 人間 女‥…… イテナ 獣人 女 イイ 獣人 女‥……結構いるし、可愛いのやら美人やら、でも目が死んでるのが多いな‥……おっと続きは

リリレス エルフ 女

流石にエルフは可愛いなぁ、でも値段高!!金貨二百枚

サクヤ・スズカゼ 人間 女 リオ・カンザキ 人間 女‥…




‥……ちょっと待て!今のって日本人か?

もう一度見る

サクヤの方は黒目で腰まで届く黒髪、可愛い子なのだろうが残念ながら顔の半分が潰れていた。恐らく魔物か何かに襲われたのだろう。目は‥……死んではいないが絶望しているのが分かる。


リオの方も黒目で黒髪、背中に掛かるくらい。顔は‥……うん美少女、片腕が無い。目はサクヤと同じ。


二人とも15~16位、俺は17


「おい、この二人はいくらだ?」


「え?こちらの二人ですか?傷は有りますが顔はいいので、腕がないのは金貨35、顔が潰れているのが15です。」


他の奴隷と比べると高い。

サクヤは顔が潰れていると聞いてビクリと震え目に涙が溜まっている。女の子が顔が潰れいると言われたらショックを受けるのは当たり前か。


「買った。」




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