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第十二話 ウサギは強いねぇ

前回の続きからです。


てことで街から出ました。


「それじゃあ行きますか」


多重加速領域‥……表面展開


全身が軽くなった。

俺は走り出した。








はい到着。森の入り口です。時間的には数分だった‥……相変わらず自分の化け物ぐあいがよく分かる。



早速入りますか








森の中を探しはじめて一時間、見つからないなぁ

領域を広範囲に展開しているから数キロメートル先までは探せるんだけどな?


探しはじめて二時間ついに見つけた!よかった~壊れてない!まあ壊れていても直せるからいいんだけど。


ちなみに二時間と言っても、加速している俺が探してだから普通の人だったら数ヶ月かかるかも?



ヒュュュュン!


背後から高速で何か飛来してきた!まあ当たらないけど。

飛んできた物体をひらりと避ける。俺の正面にあった木を貫いた。刺さったんじゃなくて、貫いたんだよ?


飛んできた方向に目を向けた



ガトリングラビット Lv111


体長一メートルぐらい角の生えたウサギ

角を飛ばしてくる。それもガトリングのように




ーーーーガガガガガガガガガガガガガガガ


連射してきた、相変わらず凄い弾幕ですなぁ




‥……‥……でも遅い



俺は弾幕を一瞬でくぐり抜けウサギの前にいた。

何だろうこの半年、ウサギと戯れすぎたせいかウサギの気持ちが少しだけ分かる。スキルなしで



‥……っっっ!なんだこいつ!俺様のガトリングを避けやがった!仕方ない一旦下がって立て直すか!


と考えてる


少しじゃないか?



逃がすわけもなく思いっきり蹴りあげた。制限かけた状態では蹴り一発では倒せないがウサギをぶっ飛ばすことはできる


ウサギが宙を舞う‥……追撃するか


双剣を抜き放った


「神速領域展開‥……さてどれくらい切れるかな?」

そう呟いた

瞬間俺の姿が消えて次の瞬間には元の位置にいた


「それじゃあ帰るか‥……しかし切れ味悪いなぁこれ」


ウサギから目を離して歩き始めた




ウサギはと言うと‥……細切れになっていた







‥……?人が近くにいる?

領域の範囲内に人の反応があった


人数は5人


取り敢えず見に行ってみるか





到着っと。何匹かウサギが襲ってきたが返り討ちにした。


とりあえず気づかれないように姿を消すか


‥……操域展開‥……『気付かずの領域』

この技は領域内の者の認識を操作して気付かれないようにする技だ。


さ~てどんな状況かな?






あれは冒険者か、男三人、女二人。男が前衛、女が後衛。

分かりやすくていいね。


で何か襲われている。相手は‥……ウサギか‥……



軍団ウサギ Lv100


サイズは普通のウサギ、数十匹単位で行動しその数で相手を圧倒するタイプ。

肉食だから負けたら群がられて食い尽くされる。

見た目は可愛くてもやることは恐い。

普通のウサギの食事と同じスピードで食べるからなぶり殺しになる。



ジェネラルラビット Lv130


人の形をしたウサギ。ゴブリンジェネラルとかよくあるじゃん?あれのウサギ版だとでも考えといて。

人間を餌だと認識していて頭から丸かじりする。



相変わらずバカげたウサギどもだ



‥……冒険者達このままじゃ負けるね、どうしようかな?

軍団ウサギはめんどいからなぁ~‥……しかしこうしてみるとウサギ達ホントに強いなぁ



ん?あれは魔法か‥……あの魔力の流れ‥……へぇそうやるのか


ーーーースキル会得を発動させますか?


なんだこれ初めて出たぞ?発動っと。

『魔法全属性』を会得しました。




は?え~と魔法を見たら全部の属性の魔法が使えるようになったってこと。


今まであまり役に立たなかったスキル会得が初めて役に立った!これで俺も魔法を使える!





‥……今は機嫌が良いから助けてやるか








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