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第十話 治しました。


どれにしようかな?

ぶっちゃけると武器は無くてもいいんだけどあった方がかっこいいじゃん。

武術のスキルがあるとどんな武器でも使えるようになるから何を選んでもよし。



ハンマーや斧とかは趣味じゃないし、遠距離系統で弓とか?でもスキルで大丈夫だし。

大剣?レイピア?どちらもなぁ……

刀があればいいんだけど無いし、う~ん‥……双剣にしとくか。



「おっちゃん、双剣見して」


「おう!こっちだ!」




双剣といってもいろいろあるな、変なのもあるし、長さ3mの双剣とか。誰か使うやついるの?俺は使わないよ?



とりあえず鑑定しとくか。


長身の太刀

普通より長い太刀





‥……双剣じゃないじゃん。











結局普通の双剣にしました。

双剣と短刀、投げナイフ、剥ぎ取り用ナイフを買いました。






次は衣服を買おう!正直、学生服のおかげで結構目立ってるから。













普通の服や下着、ローブやマントとかいくつか買いました。

次は防具?でも防具は要らないんだよなぁ‥……スキルあるし元々の防御力とかあるし。

なら何故武器を買った?それとこれは別よ別。




‥……一応買っとくか







ということで

動きの邪魔にならないように革鎧にしました。





後は生活用品を買って終了。









買うもの買ったし貴族の所に行きますか。







はい到着

門番に声をかけた

「ギルドの依頼できました」







すんなりと中に入れてくれました。

こんなんで大丈夫なのか?この門番。

もっと警戒しなくていいのか?



本人に聞いてみた

「普段なら簡単には入れませんが、今は一大事ですので」

とのこと

愛されてるねぇ娘さん。

でも警戒しろよ








中に入るとメイドさんがいて案内してくれた。




メイドさんが扉の前で止まった。


「旦那様、依頼を受けてきた人を連れて来ました。」


「入れ」


「失礼します」


室内に入る



「よく来てくれた。私はケイン・ノル・アスリト、どうか娘を頼む!」


室内に入った瞬間に言われた。

だから警戒しろよ







話を聞いてみた。


娘さんの名前はミーシャ、いきなり倒れてから寝たきり。ここまではギルドで聞いた通り。意識はあるけど咳が激しく、高熱があり自力で立つことなどは不可、食欲もほとんどなく痩せる一方、でこれが1ヶ月。



「分かりました。娘さんの所に案内していただけますか?」



すんなりと案内してくれた。

だから警戒しろよ!







‥……娘さんの容態はかなりやばかった。

青い髪の少しおっとりとした雰囲気の美少女がガリガリに痩せて咳が止まらなく、とても苦しそうだ。







ケインさんに治療するから部屋から出ていて下さいと言うとすぐに出ていってくれた。

‥……だから見ず知らずのやつを警戒しなくていいのかよ









「意識はある?」

とりあえずはミーシャの意識があるか確かめた。




「‥……ゴホッ…は……い……ゴホゴホ」


………ホントにヤバそう


「治してやるからもう少しがんばれよ」




‥……命域‥……範囲指定‥……展開


領域のミーシャが範囲内に入るようにして発動


範囲内に光が舞い始める


俺の背中に光が集まり翼の形になる


「さあ光よ集いてこの者を治せ『命翼の波動』」


翼が羽ばたき周囲の光がミーシャに集まり輝き出す


暫くすると輝きが収まり安らかに眠ったミーシャが現れた


‥……死んでないよ?




「これでよしっと」












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