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vol.6

vol.6はちょっと短いです。

なので今日の23時頃に、vol.7をあげようと思ってます。

1日で2回更新、やったことないのでどきどきしてます!



どれくらい時間がたったのか。

遠江さんはとても話し上手で槇原さんが駆け込んできた時

「あれ?もう?」と、思ったのは事実。


こそっと携帯で時間を見ると、電話をきってから

30分ほどたっていたのにそうは感じなかった。



「誠さん、何やってんですか!」



口調は厳しいものの、店内をおもんばかってか声はさすがに小さい。



「何って…何だろ?」



小首を傾げてこっちを見られても困る。

「拉致です」と言いたいのは山々だけど

本人に全くその気が無いようなので早々に思考を切り替える。



「何なんでしょうね?」



そう言うのが精一杯。

私達の言葉を聞くと、槇原さんは脱力したようにがっくり肩をおとした。



「水口さん、ごめん」



槇原さんに謝ってもらう事ではないので小さく「いいえ」と答える。


だって本気で逃げる気が合ったのなら

どうとでもして逃げれたはずなのだから。

最初はともかく、途中からこの場に留まったのは

他でもない、私の意思。




会話している私達を何故か遠江さんが

ニヤニヤした顔で見ていた。











店に入ってきたときに注文したのか

カフェオレが槇原さんの目の前に運ばれてきた。

そういえばうちの店でもカフェオレ注文してたな この人


ふと思い出し、疑問をそのまま口にしてみた。



「カフェオレ、好きなんですか?」


「好きと言うか…本当はコーヒーの方が好きなんだけど

 コーヒーって刺激物でしょ?だから少しでも…ね」



少しでも何なんだ?


たぶん顔に出てたんだろう。

槇原さんは喉を指差して「声」と言った。


声?


確かにこの人達は良い声してるけど

遠江さんはコーヒー頼んでるし?

あ~訳わからん



ま、いっか 関係ないし。




私が関心を示さなかった事が良いことなのか

悪いことなのか、いつの間にか男二人が何やら話し込んでいた。

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