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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

KIMEN:GOU-豪黎ノ戦鬼-

作者:NOARC
最新エピソード掲載日:2026/04/06
2045年、関東。
人の価値は、「KAMEN」と呼ばれるフルフェイス型武装で決まる世界。
KAMENは顔であり、身分証であり、才能であり、武器でもある。
適性の高い者はSOLDIERとして称賛され、学校、就職、恋愛、結婚、そのすべてで優遇される。
逆に適性の低い者、無適性の者は、人としての価値すら疑われる。
名門・鬼城家の次男、鬼城大和は、その「測定不能」の少年だった。
歴代SOLDIERを輩出してきた家に生まれながら、大和だけはKAMEN適性検査で測定不能。
優秀な兄と比較され、父からは見放され、母も守りきれず、学校でも居場所を失っていく。
家族からも社会からも期待されず、孤独と劣等感に押し潰される日々。
しかしある日、帰り道に迷い込んだ廃神社――『鬼神奉納殿』で、大和は異形のKIMEN『GOU』と出会う。

KIMEN。

それは現代社会で使われるKAMENとは全く異なる、謎の存在。
現存数は極めて少なく、その全てが旧時代の遺物とされている。

二本の非対称の角。
鬼のように吊り上がる赤橙の光。
剥き出しの端子と、補修跡の残る装甲。

旧世界の戦鬼の面影を宿したそれは、大和に告げる。
「お前は、まだ壊れていない」
KIMENは、かつて《旧主》と呼ばれる存在たちが遺した遺産。
誰が、何のために作ったのか。
なぜ自我を持ち、意思を宿しているのか。
その真実は、今も誰にもわかっていない。
だが一つだけ、確かなことがある。
KIMENは持ち主を選ぶ。
選ばれた者だけが、KIMENと同調《シンクライズ》できる。
そして、KIMENと心身を重ね合わせた者は、人を超えた戦闘存在――『戦鬼』となる。
触れた瞬間、大和の内なる力が覚醒する。
恐怖も、怒りも、孤独も。
胸の奥で燻り続けていたすべてが、戦うための力へと変わっていく。
破壊と覚醒の渦に巻き込まれながら、少年は「豪黎ノ戦鬼」として新たな戦場へ立つ。
家族も、社会も、世界の理不尽も。
そのすべてを打ち壊すために。
近未来サイバーパンク×戦鬼バトル。
鬼城大和とGOUの、破壊的覚醒譚が今、始まる。
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