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森田藍子さんの場合-1

架空の女子校を舞台にドロドロとかキャッキャウフフとか書きたいです。

これといって目立つタイプの生徒ではなかった。

高等部からの編入組。

真面目そうな、言葉を悪くすれば地味な容姿であるが、細いフレームの眼鏡の奥には勝気そうな瞳。

内部進学の生徒が多数を占めるこの学園の入学式は、多くの生徒にとっては学年が一つ上がった程度であり、新しい教室の中では既にいくつかのグループでお喋りが繰り広げられている。

クラスに4,5名程居る編入生は落ち着かなげに俯いて着席している者や、おずおずと、接しやすそうなクラスメイトを探して話しかける者も居るが、その少女は唇を引き締めて、姿勢良く着席していた。

我関せず、というその姿勢は些か虚勢を張っているようで、目敏くそれに気付いては少女をチラリと見て忍び笑いをするグループもあった。

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