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毒と浄は輝玉に宿る  作者: 狐池
旅の始まり
32/110

032 狙いを定めて3

内容調整の関係でかなり短いです

さあ、今日も朝が明けた。

一日休息に費やしたので今日はすぐにでも出発しよう。

少なくともリーダーはそう言っていた。

意気揚々と宿の食堂へ降りていく。

「おはようございます」

「今日は元気だな」

「はい、もう二体倒しましたから、三体目も大丈夫だと思うんです」

「そうか…」

なんかありそうな感じがする。

「どうかしました?」

マリアナさんだ。

「もしかしたら今回が一番の強敵かもしれない」

「まさかあのタコより巨大なのでしょうか?」

「あのタコよりは小さいが十分巨大だ。」

「でも、だとしたらあのタコより強力とはならないんじゃないですか」

「少なくともタコよりも好戦的だ。それに加えて、すでに何隻もの船が、船底に穴を開けられて沈んでいる。」

「それって、もしかして」

「ああ、少なくとも今回は今までの様な防御の薄い敵ではないだろう」

「目撃情報とかはありますか?」

「あるが…」

「どんな見た目でしょうか」

「イカだ」

巨大なイカ…ダイオウイカ?

でもそれは向こうの世界の生物種


「おはようっす」


「お~は~よ~ーうー…」


すっきる目が覚めているカイさんと、いまだ若干眠そうなローシェさんが下りてきて、人の準備も荷物の準備も完了した。

という事で次の町…

「どこですか」

「次の町はスーアだ」

に向けて出発!



途中にビットを経由する旅。右に海を見て、左に樹木の種が変わっていく森林を見ながら、さらに東へと進む。

道中起こったことは何もなく、俺自身の変化は馬車の操縦がうまくなった程度。

そして夜が訪れて、

「ビルトで野営するのって初めてかもしれない」

基本的に夜が来る前には町について宿に行っていたし。

ローシェさんは地面に木の枝で何かを描きながらぶつぶつと独り言を話している。

カイさんは弓の弦を調整?張り替え?している。

マリアナさんは、暇なようで、魔獣の解体をしている。

本来俺の仕事だが手伝ってくれている。

シャークさんは剣を磨いている、収納袋から予備と思われる県も幾つも出して磨いている。

そして俺はと言えば、魔獣の解体をし、採集したものと合わせて料理を作っている。雑用って仕事多い。

料理はまだそこまでうまくないので、よくカイの方が良いなどつぶやかれるが、知っているレシピ自体はカイさんに教えてもらって増えてきた。

素材を揃え終わり、調理の段階に移行する。

野営用の簡易調理セットを中央の焚火で使用する。

いまだ料理は慣れていないので細心の注意を払いながら進める。

何度も焼け加減を見たりしながらとうとう完成する。

それを器に盛り付け、俺の緊迫感溢れる仕事は幕を閉じた。

(この後5つの器を洗う仕事もあるが…)



特に何事もなく朝を迎え、スーアに向けて再び馬車を走らせる。

しばらくすると、スーアの外壁が見えてきた、そのまま進んでいくと、段々と異常に気付いていく。

町が妙に騒がしく、静かだ。

町全体では驚くほど静かなのに遠くからは町の一部からは賑わいとはかけ離れた喧騒が聞こえてくる。悲鳴のようなものも交じっている気がする。

「リーダー、馬車急がせます!」

「そうしろ」

門番がいないのではないかという懸念事項は、覆され、心配する必要はなかった。

本人はおびえていたが、それでも仕事をして、通してくれた。

悲鳴のもとへと馬車を走らせると、それが港の方であると分かる。

ここスーアは単なる沿岸都市ではなく、かなり巨大な港のある港町だ。

ビットやカーチにも港はあるが小さく、ここはこの国で最も大きい港町だ。

ちょうど逃げてくる人がいる。

「何があったんですか?」

「船だ、交易船が、怪物を連れてきた!」

「それは…あの!詳しく!」

その時にはもうその人は逃げて行ってしまっていた。

次の船乗りのような人にも話しかけ事情を訊く。

「船が襲われたんだ、怪物に。だから小舟で脱出したら、あの野郎俺たちを追ってきやがった」

成る程、事態は把握した、これは本格的に急がねば。


見えてきたのは巨大な何本もの触手が宙を踊る姿だ。

今までの海魔は海中でその生活が完結していたけど今回の海魔は地上にまで影響を及ぼすのか!

「カイさん!」

「もうやってるっす、あいつ物理効果薄いみたいっす」

「そうですか…」

「ごめん、私もう町の防御のための障壁の詠唱準備に入っちゃった!リーダーの遠距離攻撃は町巻き込むかもだから使えない!」

マリアナさんも遠距離攻撃手段は大剣をぶん投げるだけだし俺が攻撃するしかないのか、でも攻撃できる手段としては

『十頭小蛇』しかないけど、あれだと火力も大きさも足りない

「でも、威力と大きさが…」

「スキル使用後にさらに魔力を流し込めばある程度そのスキルの規模が拡大されるよ」

「ありがとうございます」

「馬車の操縦は変わるぞ」

「カイさん、でも、出来るんですか?」

「少しはな。だがもうお前の方がうまいかもしれないが」

「でも、馬車の方が速いですよ」

「私が飛ばす」

え、マリアナさん何を?

「跳んで!」

御者の席で跳ぶ。

マリアナさんが大剣の腹を上にして大剣を振る。

剣の腹が俺に当たり下から高く押し上げる。


「高い!」

でもちゃんと狙える。

どのくらい魔力を注いだらどれくらい規模が拡大するのかは分からないから、多めにしておく。

「『十頭小蛇』!」

十頭蛇(ヤマタノマムシ)

おお、おそらく強化スキル、を貰った。けど今はそれどころじゃない。

三本ずつ確実に当てる!

これがVSイカ海魔の火ぶたを切る一撃だ



名前・種・Lv

フェリックス・人・60

攻97/50 防192+45 魔143 精160+25 俊105+2 器105-10

HP237 MP236

スキル 鑑定 解析 毒魔術 浄魔術 毒耐性 発光石 浄風破裂 調理 解体 騎乗 装備装着 十頭小蛇

装備 戦闘用水着 水中呼吸器 水かき 聖銀長籠手 黒亜竜鞘+鱗鉄短剣

耐70 40 60 80 40(35) 重+35

装備スキル 開放 閉鎖 武装 呼気排出 吸気吸入


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