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異世界侵略VR~『メンヘラ・ヤンデレ』との修羅場劇   作者: メンヘラ天使
第一章『無自覚な異世界転移』
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第九話『最強のNPC集団【十二使徒】との対策会議』


 こうして、新たに入ってきた6人とカーミラを入れて7人の使徒が集結した。


 「第六から第十以外の全ての使徒が集まったな、面を上げよ」



 (第六、第七、第八、第九、第十の使徒は、NPCというよりも、拠点防衛特化型のステージギミックって感じだからね。ここに来られる様なサイズじゃないし、来ても思考なんてしないよね。巨大ゴーレムとか怪獣だし)



 『は!』と言いながら一斉に顔を上げる十二使徒たち。


 「さあ、対策会議を始めよう」


 再び『は!』と言いながら一斉に立ち上がる。軍隊の様に綺麗な動作である。


 「それではまず、カーミラ。現在の我々が陥ている状況の説明を皆に共有するのだ」


 「了解ですわ、ゴールド様。まず本来の我がギルド拠点は、暗黒の雲海にありましたわ。しかし現在は、謎の異変によって地上に着陸しておりますわ」


 カーミラは、皆を見回しながら説明を続けていく。


 「そして、先ほど入った続報ですが、調査に入った我がギルドのモンスター達によると周囲10キロ圏内には、特に何もないようですわね。なので今も偵察隊に範囲を拡大して調査を続けておりますわ。続報が入り次第お知らせしますわ」


 「……なるほど。つまりよく分からない所に転移してしまったということでしょうか」


 第五使徒孔明が唸るように事実を確認する。


 「そういうことになりますわね。特に揺れなどのような事を我々が感知してない時点で単なる不時着ではなく、ゴールド様の仰った異変ということなのでしょうね」


 「なるほど、流石ゴールド様。我々が気づくよりも遥かに早く、この物の怪のような異変を感知するとは、御見それしました」


 「ふ。面はゆいな孔明。私とて何かが起きている事に気付いただけで、この状況を解決する糸口をまだ見つけていないのだ。だからこそお前たちには期待している。励めよ」


 『は!』と一斉に七人の使徒から応答が来ました。

 凄まじい士気の高さです。


お読みいただきありがとうございます。 


盛り上がる会議回でした。


次回は村を発見して本格的に異世界へと進出していきます。

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