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異世界侵略VR~『メンヘラ・ヤンデレ』との修羅場劇   作者: メンヘラ天使
第六章『黄金の殺戮天使VS虹色の天神竜』
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第6話『造作も無く』

 「ゥがあああ、A、があ、ぐああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」


 既に、先のAAA(ランク)魔法(マギア)暁の天使王の鉄槌(ルシファーズハンマー)を超える程のダメージを与え続けている。


 間髪入れずに攻撃しつづける為に、防御呪文すら構築できない。


 ――それもその筈。 


 このAAA(ランク)魔法(マギア)黄金乱舞(ゴールドラッシュ)は、攻撃対象に対して攻撃が続く限り、絶対の【拘束能力】が発揮される攻勢魔法だ。


 ――つまり天神竜は嵌め殺しである。 


 「マ、マテがあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」


 もはや、美しい虹の輝きを持った鱗は、見る影もない。

 暁の連撃によって、100メートル以上の巨体だった天神竜の体躯は、ズタボロだ。


 もう直ぐだ。 

 あと少しで。

 何もなければ。


 虹色の天神竜レインボーヘブンズ・ドラゴンは。


 ――造作もなく死ぬ。

 

 (バ、ばか、な、ばかな、馬鹿な! こんな、こんな! 【十三俗物帝】でもこんな容易く、お、俺様を、こ、こんな目には! なんだ! 何なのだ! コイツハ!)


 「ア」


 天神竜が内心で葛藤しているうちに、その時が来た。

 HPが尽きたのだ。


 それによって、天神竜の巨体は、地面へと倒れた。

 その衝撃音は、凄まじく。


 ――あたり一面に木霊した。


お読み頂きありがとうございます。

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