表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界侵略VR~『メンヘラ・ヤンデレ』との修羅場劇   作者: メンヘラ天使
第五章『王都決戦』
75/137

第九話『吸血姫エリザベートは女として、メイド姫騎士レティシアに確かな殺意を抱いた。そして……』

 「――ゴールド様、流石だね。凄い、凄いとは思ってだけど神の領域と呼ばれるA(ランク)魔法(マギア)を修得しているなんて、ボクは伝説が生まれるのを見ているのかな」


 若干興奮しながら自分の心境を述べていくレティシア。 


 「この地ではそういう事になっているらしいな。だがレティシア、君もやるじゃないか」


 「ありがとうゴールド様、この正式装備ならボクもあなたと一緒に戦えるよ」


 先の竜達とのある種のリベンジマッチを果たせて気分が上がったのもあるのだろう。

 レティシアは喜色に染めた顔を見せて明るく答えた。


 「ああ、そうなっているな。頼む」


 大らかな空気に包まれるゴールドとレティシア。


 だが背後に控えていたエリザベートから不穏な気配が滲み出た。

 美少女吸血鬼は、レティシアのある言葉に反応を示したのだ。


 悪い意味で。


 「……っ」


 (……い、いま。この人間種なんていった? いっしょに戦えるだと? 劣等生物の分際で? 唯一存在であるゴールド様といっしょに戦えるだと?)


 ギリギリと、歯が鋭さをみせる。

 吸血鬼本来の殺戮性が貌を見せ始める。


 ――その理由は殺意に他ならない。 


 (……撫でれば肉の塊に容易く変わる下等生物が! あの御方の力に成れるだと! ありえない! ありえない! あの御方の力になれるのは、エリザ達使徒だけ! それが私たちの存在意義! エリザこそが、ゴールド様を! それをこの下等種が!)


 指の爪も鋭さを持ち始める。

 体内で魔力が暴れ狂い、今か今かと開放の時を待つ。


 ――爆発寸前。


 (……ハンバーグにしてやる。ぐちゃぐちゃの肉の塊。お前の末路はソレしかない!)


 背を向けているレティシア。 

 そんな彼女目がけて腕を振るい、肉塊に変えようと吸血鬼エリザベートは、足に力を入れた。


お読み頂きありがとうございます。


次回はエリザベートとレティシアが……


新規にブックマーク登録してくれた読者様ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ