表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界侵略VR~『メンヘラ・ヤンデレ』との修羅場劇   作者: メンヘラ天使
第四章『異世界大戦ドラゴンアーミー』
62/137

幕間3『天神竜は語り合う』

 ――神話級アイテムをゲットし、さらなるアイテムゲットに意欲を燃やしていたゴールドに確実に狙われることになった竜軍団(ドラゴンアーミー)。 


 そのドラゴン達は現在、城塞都市ヘキチダナを落とした後も幾つかの街を落としたが、流石にドラゴンも生物なので、王都からドラゴンの飛行距離で一日程離れた都市で休息していた。


 勿論食料などは現地調達なので、その都市は地獄絵図であった。


 「…… デ、話してなんだ? 俺様は忙しいのだがな」

 

 そんな地獄を作り出した張本人である虹の竜王は、誰かと会話を交わしていた。


 『忙しいね。まあそうだろうな。竜王国本土から、はねっかえり共を従えて人間種の隣国に攻め込んでいるのだから』


 その会話の相手は、虹の竜王の目の前にいるわけでは無かった。


 念話の魔法を使って、ここから遠く離れた地から通信しているのだ。

 勿論人間種が使えるような通信魔法ではなく、別種のかなり高度な魔法である。


 「フん。つまらない説教なら帰ってから聞いてやる。通話を切るぞ、蒼穹の天神竜ブルーヘブンズ・ドラゴン


 『お説教じゃないね。忠告だよ虹色の天神竜レインボーヘブンズ・ドラゴン


 どうやら会話の相手は、虹の竜王と同格の存在であった。


 「ア? 忠告?」


 『ああ、余り人間種を侮らない方がいい』


 「ハ、何を言うかと思えば」


 『忘れたのかい? プレイヤーの存在を? 600年前の戦い。君が殺された戦いを』


 「テめえ。俺様に手ずから殺されてえのか……」


 虹の竜王は、プレイヤーと因縁が浅くないようだ。

 その証拠に、目の前にいない蒼穹の天神竜ブルーヘブンズ・ドラゴンに対して、怒りで顔を歪ませていた。


お読み頂きありがとうございます。


ドラゴン陣営についてでした。


次回は、とある昔話です




新規にブックマーク登録してくれた読者様方ありがとうございます。



ブックマーク登録100人突破記念は、休日中に予定しています。


しばらくお待ちください。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ