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異世界侵略VR~『メンヘラ・ヤンデレ』との修羅場劇   作者: メンヘラ天使
第四章『異世界大戦ドラゴンアーミー』
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第14話『必要悪の天使剣』

 そんなゴールド達の驚きを他所に。


 レティシアは神話級武装(ミソロジーウエポン)雷霆の天使剣ソード・オブ・サンダルフォンを鞘に入れ腰へと帯刀させる形で装備し。


 もう一つの高級そうな箱に手をかけた。


 「ゴールド様。これを」


 レティシアが、箱から出したとある剣を内心ひどく驚いているゴールドに手渡した。


 「ああ。……っ!? レティシアこれは」


 その手渡された剣を見てさらなる驚きに染まるゴールド。


 「ゴールド様。それは『必要悪の天使剣ソード・オブ・マスティマ』平和王の四大天使剣の最後の一振りだよ」


 (おいおい。神話級武装(ミソロジーウエポン)が二つもこんな簡単に見つかるなんて……もしかして異世界ステージは、ボーナスステージ?)


 「そうか。レティシアこれは」


 「はい。ゴールド様。ボクは貴方様に、いえ、貴方様だけしかこの剣に相応しくないと考えたんだ。だから受け取ってほしい。そして、どうか兄妹の無念の象徴である天使剣を奪還し、ピースメーカー王国の破滅の運命を切り開いほしい! この必要悪の天使剣ソード・オブ・マスティマで!」


 「……分かった。受け取ろう。剣に、兄妹の思い、そして救国の思いもな」 


 「ありがとう。ゴールド様。応えてくれて……」



 (おお! 手に入っちゃった! 神話級! 神イベントだ!)


 黄金の全身騎士甲冑により表情が見えないのが幸いである、それ程シリアスな場面とは不釣り合いな無邪気な笑みをゴールドは、浮かべていた。


 (しかしレティシア達、三騎士の正式装備、平和王の四大天使剣が、超レアな神話級武装(ミソロジーウエポン)だとはねえ。こうなったら竜軍団(ドラゴンアーミー)に奪われたらしい残り二つも是非ゲットしたいな……)


お読み頂きありがとうございます。


レティシアからのプレゼントでした。


次回は、ドラゴン達が……



新規にブックマーク登録してくれた読者様ありがとうございます。



それから、ブックマーク登録が、読者様方の応援のお蔭で100を突破出来ました。

改めてありがとうございます。


これを記念して近日中に記念連続更新を行いたいと思います。

今しばらくお待ちください。


(注)ただブックマーク登録は増減するものなので、100以下になったら日を改める場合も御座いますのでご了承ください。

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