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異世界侵略VR~『メンヘラ・ヤンデレ』との修羅場劇   作者: メンヘラ天使
第四章『異世界大戦ドラゴンアーミー』
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幕間2『ピースメーカー王国御前会議』



 「あ、ぁあ。そ、ぅだな。ぁそうだな。これからの事を話そうか……」


 弱々しくも、まだしっかり意識を保っている王に、少し安心しつつ王国の重鎮たちは話し合いを再開していった。


 「しかし、まさか城塞都市がこんな短時間で落とされるなんて」


 「そうだな。あそこは、竜王国との国境付近。その為防衛を特に強化していた要害だ。文字通り都市全体がな。それが一日も持たないとはな」


 「ああ信じられん。幾らドラゴンでも、あそこには新型の対空魔導砲『ハリネズミ』があったのだぞ。苦労して50機、高い金をかけて魔導都市国家連合から輸入して大量配備していたのに……」


 「その通りだ。ワイバーンなら完封できる優れもので並みのドラゴンなら撃退もできる程の性能だ。王都にもまだ30機しか配備されていないのに……」


 会議が進む毎に敵であるドラゴンの強大さばかり再認識していく重鎮たち。


 「それで、王子殿下達が持ち出していた、平和王の四大天使剣のうちの二つはどうなったのだ?」


 「それは報告書に書かれていたが不明だそうだ。だが相手は宝が好きなドラゴンだ。ほぼ確実に鹵獲されているだろうな」


 「う~ん。それの奪還も考えなければ」


 「……少し聞きづらいのですが、王子殿下と王女殿下の亡骸はどうなったのでしょうか?」


 その重鎮の一人の質問に対して会議の場に沈黙が生まれる。


 「「……」」


 しばらくのうちにやはり率先して将軍がその質問に答えた。


 「……報告では、亡骸は見つからなかった。そういうことだな」


 少々躊躇いつつも将軍は言い切った。


 「そう、ですか。それでは、蘇生魔法は」


 「残念ながら無理だろうな。蘇生魔法は、肉体が必要だからな」


 つらつらと将軍は、答えていく。

 子を無くした王も聞いているのだからできるだけ手短に応じでいた。


 「王国の蘇生魔法の使い手では無理でも、友好国の魔導都市国家連合ならどうでしょうか?」


 「う~ん。流石に無理だろうな。あの魔導都市国家連合でも」


 魔導都市国家連合。


 それは、世界中から魔法使いたちが集まる魔導の最先端を行く国家である。

 そんな国家だからこそ希望を見出したのだろうが、流石に無理だと重鎮たちも思っているようだ。


 「確か、あの魔導都市国家連合の最高の魔法使いは、B+ランクの魔法を操れるとか」


 「ああ。神の領域一歩手前の魔法使い。魔導長イリス・テリエス・サリドマイドか。そんな有名人でも無理だろうな。可能なのは文字通り神だけだな――」


お読み頂きありがとうございます。


御前会議でした。


次回は、兄と姉の死を受けたレティシアが……



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