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異世界侵略VR~『メンヘラ・ヤンデレ』との修羅場劇   作者: メンヘラ天使
第四章『異世界大戦ドラゴンアーミー』
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第12話『決着』

 



 「       」

 




 ――人間もドラゴンも等しく静かだった。

 












 だが、そんな時でも止まってしまった光景も。

 打ち破るのは何時だって理不尽側の仕事である。

 

 「――フ、ふふふふ。そうか。『プレイヤーの遺産』か、ビックリしたぞ。少しな」


 そんな声が静寂を破る。

 衝撃波も無くなり視界が良好になった。

 見たくなくても見えてしまった。

 決定的に事実を突きつけられた。


 「っう駄目だったか……」 

 「お兄様……」


 攻撃を放った側の二人の前に映るのは、まったくダメージを受けた様子がない虹の竜王であった。

 そして虹の竜王は、ギョロリと二人の騎士を目で取らえる。


 「ソうか。お前たち、プレイヤーの関係者か……なら」

 

 もはや最初で最後の一撃に賭けていた二人に逃走の余力はない。

 後は、このドラゴンロードの慈悲ぐらいしか期待できない。

 

 「殺すしかないナ」


 慈悲は皆無。


 この場にいる人間は、一人も生き残れないことが確定した。

 してしまった。


 竜は咆哮する。

 目の前の人間たちを蹂躙する合図を放った。


 「皆殺しだあああああああああア!!!」


 その悪夢の光景をただ見るしかない。見るしかなかったのだ。

 己が命を食い千切れるまで――。


お読み頂きありがとうございます。


決着回でした。


次回はピースメーカー王国の上層部の反応と会議回です。


そしてタイトルを少し変更しました。ご迷惑をお掛けします。


新規にブックマーク登録してくれた読者様ありがとうございます。



昨日と本日に最高評価の星5評価を入れて戴いた読者様お二人にお礼を申し上げます。


読者様の最高位の評価は作品作りの励みになります。本当に嬉しく思っております。


これからも執筆に力を入れて頑張ります。



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