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異世界侵略VR~『メンヘラ・ヤンデレ』との修羅場劇   作者: メンヘラ天使
第一章『無自覚な異世界転移』
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第五話『へ~NPCと対策会議できるんだ! ジェネシス2は! 後、カーミラが頼られて喜んでる』

 「うむ。吉報を待とうか」

 「は! お待ちくださいですわ!」


 すると直ぐに、カーミラは、ある魔法を使う。

 その魔法は、プレイヤーが使う操作コンソールに似ていた。というかそのまんまだった。


 (ほう。NPCもコンソールを使えるのか、て心の中まで魔王ロールしちゃったよ)


 そうこうしているうちに、3分ほど経つと結果が出たのか、ゴールドに知らせてくる。


 「ゴールド様。やはり貴方様のおっしゃる通りでしたわ。パラダイスロスト内部には異常は見られないものの外部は、何時もの暗黒の雲海から抜け出している所か、地上に着陸しているとの報告が上がりましたわ」


 「うむ」



 (まじか……暗黒の雲海はギルド拠点を守るためのフィールドエリア効果を利用した天然の要害! かつて72人で守っていたのをたった一人でギルド拠点を守り切る重要な防衛機構の一つだよ! まずいかも! 糞運営め! 頭ケチャップ詰まっているじゃねえか!?)



 先程まで絶賛していた運営に対して、速攻で手のひらクルーしたゴールド。


 「一大事だな」


 「はい。私見ですが、さっそく幹部クラスの〝十二使徒〝を玉座の間に集合させ対策会議を開くべきかと愚考いたしますわ」



 (へえ。NPCとの対策会議か、すごいなジェネシス2。リアリティーだけでなく、AIのシステム等の部分も別物に進化している。まるで本当に生きているみたい)


 「その言に間違いなし。励むがいい」

 「は! 早速呼び出しますわ」


 そうしてカーミラは、再びコンソールを出現させて操作を始めた。


 するとその5分後に、玉座の間の大きな扉が自動で開き、来訪者の姿が見えた。

 そこには、6人の異形者が揃っていた。


 続々と玉座の間、ゴールドが座っている玉座の前に集まり、そして揃って一斉に跪く。

 隣にいたカーミラも、いつの間にか彼らと合流し跪いていた。


お読みいただきありがとうございます。 


今回は現状把握回でした。


次回は吸血姫カーミラの姉が登場します。

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