第14話『サタンパーティ陣営の異世界対策会議』
「――それでは第一回、異世界対策会議を始めようか」
その言葉に答えるように、彼の忠実な僕たちが、間髪入れずに声を出して答えた。
「「は!」」
ここは、ギルド拠点・天空魔城パラダイスロスト。
その玉座の間にて。
現在知りえた情報の共有と、今後の対策を話し合おうとしていた。
「レティシア達騎士団は、現在イナカダナ村で、逗留兼村の復興作業をしている。三日後に報告も兼ねて王都に帰還するそうだ。そしてレティシアに誘われ、私もお礼やモンスター討伐の賞金を渡したいということもあり、一緒に王都に向かうことになっている」
ゴールドは、自身の予定を十二使徒達に説明していく。
「そのため、今のうちに異世界対策の基本骨子を決めていこうと思う」
十二使徒達に顔を向けながら反応を見る。
どうやら皆やる気に満ちているようだ。
「では、まず第二使徒カーミラ・ブラットムーン。例のお土産から得られた情報を共有しようか」
「は! では、報告させていただきますわ」
真剣な顔をしながら白いゴスロリ少女吸血姫のカーミラは、少しだけ顔を高揚した表情を浮かべながら報告を正確に述べていった。
「まず、ゴールド様が捕獲した下等な人間種共の所属する組織から説明させていただきますわ。所属国家の名前は『救世神国』今我々がいるピースメーカー王国の南側の隣国ですわ。この国家は一言でいえば宗教国家ですわ。七百年前に現れた七大救世神という神達を絶対のものとし、それを国是にして国家運営を行っている愚かな人間種国家ですわ」
多少カーミラの人間種軽視のフィルターがあるものの、兼ねがね問題のない報告である。
お読みいただきありがとうございます。
今回はNPCとの会議回でした。
次回はこの世界の神についてに触れます。
本日ブックマーク登録して頂いた読者様方ありがとうございます。
面白い展開にできるように頑張ります。
今日、評価して頂いた読者様ありがとうございます。最高評価の星5を頂き非常に嬉しく、作品そのものの制作モチベーションが上がり、感謝に堪えません。
これからも頑張って更新していきます。




