第十三話『へ~ジェネシス2は異世界ファンタジー風の舞台なのか。思い切ったな運営(ガチでSFして異世界転移したことに気付いていない)』
「うむ。まさかここは異世界なのか?」
(そうゆう設定なのかな? 思い切ったな運営。嫌いじゃないぞ)
「アレを近くで見たいな。良し。輝夜、両陣営の大体のレベルを教えてくれ」
「うふふ。はい。お父様ぁ。……A級魔法・戦力把握」
すると輝夜の前に、魔法で生み出された空中投影画面が出てきて結果を表示させた。
「うふふ。では騎士陣営29人から言うわねぇ。上はレベル320から、下はレベル50までねぇ。次に神官陣営40人は、上はレベル290から、下はレベル150までです、お父様ぁ」
「うむ。やはり、数もだが質も神官陣営が断然有利だな。騎士陣営は一人強いのがいるが、他がダメ過ぎだな。それにもう奴以外動けるものがいなくなりつつあるな。逆に神官陣営は、一人も被害が出てないな袋叩きにされるぞ」
ゴールドの言う通りである。
このままいけば謎の剣技を持った騎士が率いる集団は遠からず討ち死にするだろう。
「よし。謎の剣技持ちの騎士を助けにいくか」
ゴールドによる鶴の一声によりサタンパーティの初動が決定されたのであった。
お読みいただきありがとうございます。
今回で主人公がゲームのアップデートと誤解を深めていく回です。
そして謎の剣技を持つ女騎士の登場です。次回はその女騎士の活躍回です。




