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異世界侵略VR~『メンヘラ・ヤンデレ』との修羅場劇   作者: メンヘラ天使
第一章『無自覚な異世界転移』
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第十二話『低レベルな異世界人同士の争いと疑問点』

 そんな感じで考え事をしていると事態は動いた。


 「なるほど。国家同士の小競り合いか何かだろうか?」


 そんな呟きをするゴールドの目には、騎士達と神官風の魔法使いが戦闘を行っていた。


 「神官どもが召喚しているのは、天使か?」

 「はいゴールド様。天使系最下級の(バトル)天使(エンジェル)ですわね」


 ((バトル)天使(エンジェル)。レベルは確か、100だっけか。序盤に登場したモンスター。雑魚だな。つまりチュートリアルイベント?) 


 「そして騎士たちは、村を防衛しているわけか。しかし劣勢だな」

 「左様ですね。吾輩も同意見の戦術評価ですゴールド様」


 「ああ孔明よ。まあどちらも低レベル過ぎて面白みに欠けるがな」

 「左様です」


 (はあ、チュートリアル戦闘だから参加しなくてもいいか? 別に?)


 そんな感じで若干気が緩んでいる時に、それを破るアクションが起こった。


 「ん? なんだ? アレは?」


 ゴールドが疑問を呟く。

 空中投影の画面に映されていたのは、ある騎士の妙な剣技。

 それを見ての疑問であった。



 「分かりません。吾輩も初めてみました」


 「はい。ワタクシもですわ」



 「……エリザも初めてみましたゴールド様」


 「ワタシモ。ハジメテ。ミマシタ」



 「私めも初めて見ました」



 「うふふ。私もよ、お父様ぁ」


 「残念ながら俺もです父上」


 どうやらゴールドの疑問に答えられる者は、この場にはいないようだ。


お読みいただきありがとうございます。 


今回は異世界人のよわよわさとある疑問回でした。


次回はその疑問へと迫っていきます。

 

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