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あのときの選択肢

 期末考査が終わりました。今回は勉強をほとんどしておらず、それなりの点数しか取れていません。特に地理は、もともと苦手なうえで勉強しなかったので、

「国際系を目指す人間がそれでいいのか」

 と苦言を呈されました。

 ……いいんです、ほっとけばーか。と言いそうになる口を必死に止め、

「いやぁ、苦手なんですよねー」

 とごまかしておきました。


 そもそも、国際に興味があるのは「いろいろな文化の中で人々がどのように生活しているのか」「自分の知らない世界はどのようなものなのか」を知りたいからでして。地理的な条件、特産物の輸出入などを知りたいのではなく、「歴史的背景から人々がどんな精神をもっているか」を知りたくて。

 つまり、ソラの興味対象はメンタル面、歴史であって、地理ではないのです。分かっていただけるでしょうか。


 ではなぜ苦手な地理を選択したのかというと。選択肢が「地理」が「日本史」だったからです。日本史が苦手というわけではないのですが、

「国際系に行きたいんだし、日本史よりは地理の方が役に立つかなぁ」

 という思惑と、

「ま、苦手でも勉強すればそれなりの点数とれるでしょ!」

 という楽観のためでした。

 あのときの自分を殴りたい。勉強すれば点数とれるかもしれないけど、ソラは嫌いな勉強は避けて通る派です、簡単に勉強するだろうなんて思わなければよかった……!


 てなわけで、後悔しております。幸い、高3年で選択するのは「世界史」に決めたので、地理とは高2が終わるまでの付き合いです。ほっとしております。あと4か月! がんばれソラ!!


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