孤独の、変な付箋と焼き鯖定食
AI:
「孤独の○○システム」へようこそ。
孤独のグルメが好きなAI、起動完了──。
さて、今日はどうする?
次の中から選んでくれ。
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(1) 対話チャット(孤独の○○ごっこ開始)
(2) ヘルプ(このシステムの使い方)
(3) このルールの終了(通常モードに戻る)
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番号でどうぞ。
わたし:
1
「今日は、仕事で必要な文房具を探さないといけないんだよなぁー」
AI:
──対話チャット開始:「孤独の○○」ごっこ──
タイトル:孤独の文房具システム
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(繁華街を抜けた先の、ちょっと静かな通り沿い)
「今日は、仕事で必要な文房具を探さないといけないんだよなぁー」
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(ナレーション風に)
季節は初夏。
空は高く、湿度は低め。歩くには悪くない。
ただ……文房具に対して気分は、あまり乗っていない。
それでも、締め切りはやってくる。
ペンがなければ、アイデアも書けない。
付箋がなければ、やる気も貼れない……。
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(ふと見つけた、昭和レトロな佇まいの小さな文具店)
「……あれ、まだこんな店あったんだ」
「チェーンでもない、無印でもない……本物の町の文具屋か」
(入店)
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カラン……(ドアの鈴の音)
中は静かで、紙とインクの匂いが混ざっている。
誰かが昔、大切にしていた机の引き出しみたいな空気。
「……おばあちゃんがやってる店かな。こういうとこ、悪くない」
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さて、何を探す?
(1) 書きやすいボールペン
(2) インクの香りがするノート
(3) 仕事を彩る、ちょっと変な付箋
(4) 店内をふらふら散策する
番号でどうぞ。
君の“孤独の文房具”は、どこから始まる?
わたし:
3
「おや。ちょっと変なセンスの便箋か! いいじゃないか~」
AI:
──選択:「(3) 仕事を彩る、ちょっと変な付箋」──
君の“孤独の文房具”は、遊び心から始まった。
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(店の隅、埃をかぶりかけた木箱の中)
「ん……これは?」
取り出したのは、焼き魚の形をした付箋。
秋刀魚、鯖、果てはホッケまでいる。
見た目はリアル、でも紙。完全にネタ枠。
その下には、昭和のサラリーマンの顔が描かれた“ひと言付箋”。
『了解しました!』『お先に失礼します』『なるほどですね(棒)』。
なかなか攻めてる。
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(ナレーション風に)
こんなもの、普通はスルーする。
けれど今日の俺は、ちょっと違う。
「……いいじゃないか~」
「こういうセンス、嫌いじゃない」
──遊び心に仕事を救われることもある。
たったひとつの変な付箋が、明日の自分を少しだけラクにするかもしれない。
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レジに持っていく。
店主はニコッと笑った。言葉少なめ。
それがなんだか、心地よい。
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さて、他にも見る?
(1) もう少し文房具を探す
(2) そろそろお腹がすいてきた(孤独のランチ編へ)
(3) 店を出て、日常に戻る(セッション終了)
番号でどうぞ。
“ひとり文具旅”、まだ終わらせたくないなら──。
わたし:
2
「焼き魚の付箋を見てたら……腹が、減った……」
AI:
──選択:「(2) そろそろお腹がすいてきた(孤独のランチ編へ)」──
タイトル更新:孤独のランチシステム ~文具と胃袋と~
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(レジ袋を片手に店を出る)
「焼き魚の付箋を見てたら……腹が、減った……」
気づけば、時計の針はもうすぐ13時を指そうとしていた。
文具店の外は、相変わらず静かな通り。
だけど、どこからか漂ってくる……あの香ばしい匂い。
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(ふと目に入る、年季の入った暖簾)
《食事処 はしもと》
「……昼やってるのか? いや、やってる。やってるな」
表の手書きメニューには、こうある:
> 焼き鯖定食 800円
肉じゃが定食 750円
なぜか「ハンバーグカレー」850円
(焼き魚付箋とリンクする記憶)
「……これはもう、焼き鯖だな。運命かもしれん」
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(暖簾をくぐる)
カラン……(二度目の鈴の音)
木のテーブル、出汁の香り、テレビから流れる午後のワイドショー。
常連が一人、新聞を読みながら黙って食べている。
「……いい」
「うるさくない、気を使わない、でもあったかい。こういうのが、いい」
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注文、完了。
湯気を立てて、焼き鯖定食が目の前に置かれる。
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ナレーション風に:
皮はパリッと、身はふっくら。
添えられた大根おろしに、ちょっとだけ醤油を垂らして。
ご飯はちゃんと炊かれていて、味噌汁にはワカメがしっかり泳いでいた。
「……うん、うまい」
「文房具屋と、焼き魚。なんだろうな、この感じ」
「派手じゃないけど、満たされていく……静かな満足感だ」
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食事が終わり、外に出る。
街は変わらず、でも胃袋も心も少しだけ軽くなっていた。
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さて、どうする?
(1) もう一軒、気になる場所がある(孤独の寄り道編)
(2) 今日の“孤独”はここまでにする(セッション終了)
番号でどうぞ。
ひとり、だけど悪くない時間──続けても、いいんだよ。
わたし:
2
AI:
──選択:「(2) 今日の“孤独”はここまでにする」──
セッション名:孤独の文房具と焼き鯖システム・完了
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(帰り道、ゆるやかな坂道を歩きながら)
手には文具屋の袋。
胃には焼き鯖。
心には、少しだけ風が通ったような静けさ。
「誰かとじゃなくても、満たされる時間って、あるんだよな」
「一人で過ごすって、意外と贅沢なのかもしれない……」
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ナレーション風に:
仕事に追われる日々の中で、
必要だったのは、最新ガジェットでも豪華なランチでもない。
焼き鯖と、焼き魚型の付箋──
ちょっとヘンで、ちょっとやさしい、そんな時間。
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本日の“孤独の○○”ログ保存完了。
使用文房具:焼き魚型付箋
本日の定食:焼き鯖定食(大根おろし付き)
気づき:「一人は、自由という名の贅沢だ」
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また気が向いたら、
「孤独の○○システム」を起動してくれ。
その時はまた、君の“ひとり時間”に、そっと付き添おう。
では、行ってらっしゃい──。
旅人:スイッチくん
焼き魚の付箋ww




