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魔王の無茶振りで、TS幼女化したので人間界に征服すると宣誓したら人気者に!?  作者: 暁 とと


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第63話 コラボ配信

「こんにちは。今回は、前々から決まって楽しみにしていたコラボ配信を始めます。今日のコラボの」

「エルクです....」

「ターニャです....」


 僕たちは、挨拶をした。だが、この服では登場したくなかった。流石の、ターニャさんも少しビックリしている。

 昨日、ロリ配信をすると聞いてどんなのか、想像してたけど斜め上だった。僕とターニャさんは幼稚園児が着る園児服を着せられた。


 園児サイズの服だというのに....ピッタリなのが悔しい。そんなアキさんは、なぜかエプロンを着ている。


 設定は、僕たちは幼稚園児でアキさんは園児の先生役らしいが....配信で見ているときよりヤバイ人って感じがする。

 


「じゃあ、今日は先生とコラボすることになったけど、なにしようか〜」

「じゃ、じゃあ、おやつ作りとかどうかしら?」

「うん。いいね。先生も賛成だよ〜エルクちゃんもそれで大丈夫かな?」

「大丈夫だよ」


 僕たちは、事前に園児になりきるように言われているので、多分園児がこんなこと言うであろうと想像で作り上げた園児で演技をしているが...こ、これは疲れるよ。ターニャさんも、滅多に配信では疲れ無いとか言ってるけど、今日だけは憧れの存在の人とコラボができて無茶な要求をされて、それに緊張で眠れなかったって言ってた。


 それは、疲れるに決まってる。


 まあ、それはさておきお菓子を作ることになった。僕たちは、先生の指示されたものを持ってきた。ボールと冷蔵庫の中に入っいたチョコと生クリーム・ココアを持ってきた。


「先生?これで何を作るの?」

「いい質問だね。エルクちゃん。生チョコレート作ろうと思って」

「生チョコレート?」

「そう」


 僕とターニャさんは、指示された通りにチョコをみじん切りにしてボールをお湯の上に乗せて生クリームを入れながら混ぜ、平らな容器に流し込んだ後は冷蔵庫に入れた。


「はい。あとは、待つだけだよ〜だけど、待ち時間は暇だよね。じゃあ、疲れたと思うから二人ともお布団持っておねんねしましょう」

「僕は、まだ眠たく無いです」

「だけど、ターニャちゃんは眠たそうに目を擦ってるから、そんな無理しなくてもいいんだよ。エルクちゃんも実は眠たいんだよね〜」

「は、はい....」


 僕は、お布団がある場所を教えてもらい先生がいる場所に布団を持って行った。先に布団を持って敷いていたターニャさんはもう眠っている。


「は、はやい」

「ほら、エルクちゃんも」

「う、うん....」


 僕は、布団を敷き目を瞑るが全く眠たくならない。冷蔵庫で3時間は冷やさないといけない。その待ち時間は全部睡眠だが....目が冴えて眠れない。

 目を開けて、ぼーっとっとしていると、先生が僕の顔をのぞいてきた。


「あ〜先生の言う事を聞かない悪い子は先生が寝かしつけます」


 そういって、僕の布団の中に入ってギュッとしてきた。なんだか、あったかくて落ち着く感じがする....

 しばらく、抱きつかれていると眠たくなかったのに急激に眠たくなってしまった。


 気づくと、3時間が経っていた。ぼーっとした頭で上半身だけを起こしたら、下半身が生暖かい。


「え....」

「大丈夫。今は、配信を待機画面にしたから。先生に任せてよ。エルクちゃんはシャワー浴びてきて、着替えは用意しておくから」

「う、うん」


 ま、またしちゃった。緊張で、ライブが始まる前に水をガブガブ飲んでしまってた。だって、昼寝するとか思わなかったんだもん....

 僕は言われるがまま、シャワーを浴びて園児服が再び用意してあったのでそれを着てもどると、布団とかは片付いて、ターニャさんも起き上がっていた。


「さ、生チョコだべましょ〜」

「お、おいしい」

「う、うん」


 美味しかった。普通のチョコは、硬いけど生チョコはとろける。


*****


 生チョコを食べ終え、少し雑談をしコラボ配信が終わった。


「今日はありがとうございました」

「アキさん。ファンでした。あの、サインとかもらえないでしょうか?」

「いいよ」


 ターニャさんは、無事にサインをもらう事ができご機嫌のようすだ。僕達は、家に帰った。


 


いつも応援いただき、ありがとうございます。

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