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魔王の無茶振りで、TS幼女化したので人間界に征服すると宣誓したら人気者に!?  作者: 暁 とと


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第48話 元男

 配信が始まった。僕は、トラトラとアルベットの間に挟まれる感じで座る羽目になった。まあ、ゲストだからということもありこの立ち位置なのは分かるが....気まずい!!


 だって、右に座っているトラトラは、僕が元男と分かっているんだよ。普段は気にしていない行動が、女の子っぽいとか思われたら恥ずかしいじゃないか。

 だから、僕は昔の僕を思い出して男っぽい感じで今日の配信を乗り切ろう。なので、僕はいつもはしない股を開いて座った。


「エルクちゃんは、どうして配信を始めたガオ?」

「それは....人気者になりたいな〜なんて思ったからだよ」

「本当ガオ?」


 本当の事言えるわけないだろ!!なんで、聞き返して来るんだよ。そっちだって、僕がなんでこんな体になって僕が配信しているかぐらいアルベットに聞いているだろうが!!と内心は思っていたが。僕は笑顔で『本当だよ』と返事を返してあげた。


「じゃあ、始めましょうか〜では、今回はトラトラちゃんごコラボしたかったエルクちゃんに来てもらいました。トラトラちゃんがやりたいと言っていた」

「このゲームガオ!!」


 なかなか、進まないのでアルベットが進行してくれた。トラトラは、ゲームを取り出した。ゲームは、三人で協力プレイをしてもらい特定のミッションをクリアして行くゲームのようだ。


「え〜っと、このゲームは三人で協力してミッションをクリアするゲームです。ゾンビに捕まらないようにして、ミッションをクリアするので難しいので頑張ってください。らしいので、頑張ろうね〜」

「ガオ!!」

「....」


 僕は、あまりこのゲームには乗るに気にならない。だって、ゾンビだよ。前までは、魔王城で見るのにも慣れていたのにゲームのせいで不意にゾンビに遭遇したらビックリしてしまう。そんな、体に成った僕は絶対に叫んだりしてしまう。

 

 声を抑える自信がない。


 それに....今は男っぽく行動しようと思っているのに、これじゃあ出来ないじゃないか....


「え、ええ....別のゲームとかは?」

「今日はコレしかゲーム持ってきてないガオ」

「じゃあ、始めよっか〜」


 と、僕はイヤイヤとゲームの電源ボタンを入れ三人協力プレイのゲームが始まった。もしかしたら、三人協力プレイだから怖いと感じないのではないかな?とか思いつつゲームのストーリーを始めていった。


「うぅうう!!」

「おお〜ビックリしたガオ」

「そうだね〜」


 ミッションで、ゾンビのいる場所に行かなければならない。だから、いつゾンビが出てくるかわからないその恐怖が怖い。それに、居ないと思っていた時が一番怖いビックリして、声を抑えようとしてもつい声が出てしまう。


「ビビリだガオね〜」

「ふ、ふん。ビ、ビビってないし!!」

「あ、ゾンビ」

「にぇえええ!!」


 僕は、ゲームのコントローラーを離しついアルベットの方に抱きついてしまった。我慢できなかった。不意打ちだった。


 僕は、ふと我に帰るとトラトラがニヤっとした顔で見てきた。


”お、お姉ちゃんに甘えてもいいんだよ〜”

”恐怖は幼女が輝く一つの調味料”

”抱きつくとかてぇてぇ〜”

”可愛い〜”

”まさか、ゲーム配信でこんなイベントに会えるなんて!!”


 と、コメントが流れてきた。一部変なコメントがあったが。僕は、恥ずかったが平然を装いコントローラーを拾いゲームを再開した。


「こんど、怖く成ったらこっちに飛びついてもいいガオ〜」

「だ、だれが、飛びつくか!!」


 僕は、そういてゲームに集中した。数十分後ビク付きながらもミッションをクリアしていきようやくラストミッションが始まった。

 もうすぐ、ゲームから解放されると思っているとアルベットが立ち上がった。


「ごめん。トイレ行きたくなったから先に進めておいて」

「え、いっちゃうの?」

「数分だから」


 そういって、トラトラと二人っきりでゲームを始めることになった。もし、怖くなっても飛び付ける人がいない。

 飛び付ける人がいるのと、居ないのでは安心感が違う。


 僕は、再びビクビクと始めた。


「うう....こないよね」

「多分、もうすぐクリアすると思うガオ〜」


 なんで、コイツは怖がってないんだよ。と、横目で見ながら僕は早くこのゲームを終えたいので少し先走りながら進めていると、何故かゴトゴトと後ろの物が落ちていく。


「え?」


 ゾンビは居ないのに、物だけが落ちる。何故?何がくるの?そうは思いつつ、進まないと終わらないので、僕は頑張って進めていたら急に前に進めなくなった。トラトラは、何もなく進めるのに。コントローラーのバッテリーが無くなった?コントローラーをカチャカチャとイジっていると急に不穏な音がしたと思うと、何もいじってないのに視線が動く。


 視線が下に向くと、手が両足を掴んで動けない理由がわかると、急に視点が上を向くと口の開いたゾンビが落ちて『ギャアアア!!』とビックリし大きな声を出してしまった。


 だ、だが、僕はトラトラにも抱き付かずに済んだ。


 トラトラ、僕を助けなんとかアルベットが居ない中でゲームをクリアすることができな。


僕は、『ふう』と安心した。最後の方はビックリして、少しおしっこが少しチビった。


「ふう〜終わったガオ〜」

「お、おわった〜」

「めっちゃ怖がってたガオね〜」

「うるさい」


 僕は、男らしく居たかったがホラゲーではそれはできない。が、トラトラには抱き付かずに僕はゲームをやり遂げた。


『ガシャン』


 ゲームをやり遂げ、安心していると何故か後ろから物が倒れる音が。後ろを振り向くと物が倒れていただけで、誰も居ない。


「え?」


 もしかして、上にゾンビと上を向くが何も居なかった。さすがに、ゲームみたいにならないでしょと思いホッとして後ろをもう一度見ると近くに人の顔があった。


「ギャアア!!」


 僕は、咄嗟にトラトラに抱きついてしまった。


「え、ええ〜私だよ〜アルベット」

「う、うう....」

「どうしたの?」

「ゲームのクリア後半の出来事とアルベットが物を落として居なかったのが重なったから怖っがったガオ」

「そ、そうなの、じゃ、じゃあ〜今日はエルクちゃんとのコラボ配信でした〜」


 アルベットが、閉めてくれ配信を切り配信が終了した。

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