第44話 モデル
ラーメンを食べ終え、勇者に連れてこられた会社はお城の中に会った。
「え~」
実際、王族とか嘘だろうとか思っていた。一応、勇者だ。人間を騙すことは無いし、何かあった時は守ってくれると思っていたので着いてきた。
それに、事務所に許可を取った。魔王様が許可を出したという事だから、行かなければならない。
「あ、ようやく来た~」
お城の中に入ると、魔王城程ではないか色々と装飾が施されて豪華である。そんな、廊下を歩きながら部屋の中に勇者と共に中に入るとさっきのお兄さんが居た。
中に入ると、ズラっと並んだ洋服と勇者が作ったと言われるカメラが設置された撮影場所があった。
「じゃあ、まずはこれを着てね〜あそこに試着室があるから」
「じゃあ、私も〜」
「いえ、私達が行いますので」
僕は、早速と試着室に入り第二王子ガラッドが指定した服を着るように支持を出して来た。僕は渡された服を持ち試着室に向かうと、勇者もついて来た。
だが、メイド二人に止められた。
一人で、服が着れると思い試着室に入ろうとするとメイド二人が後について来た。
「え、いや、僕一人で服着れますよ」
「いえ、雑誌に載るのです」
「私達が完璧に仕上げて見せます。遠慮せずに私達に体を預けてください」
と言って、僕はメイド達に服を脱がされた。
「あれ、ブラはしてないのですね」
「い、いや....別に要らないから...」
「ん〜このぐらいだと入りますね〜ちょうど、持っているのでこれも付けましょ。あ、これは、返さなくて大丈夫です。プレゼントします」
と、言って無理やり付けられてしまった。確かに、ブラとか下着はゼーフが用意してくれたのがあるが、別にパンツだけでいい。
小さいし....
だけど、最近は擦れるな〜とは思っていた。付けたことはあるけども男だった時のプライドがあった。
「「準備おっけ〜です」」
僕は、服を着せられ試着室から出された。
「う、うう....」
普段は、着ないであろう服を次々に着せられた。僕は、着せ替え人形の気分を味わっていた。メイド達や勇者達にスマホを向けられ、第二王子の人には本格的なカメラを向けられ恥ずかしい。
「じゃあ、次は狐耳ね〜」
「キャアア!!可愛い」
「こっち向いて〜!!」
と、試着室から出て撮影のたびに事件現場みたいな叫び声あげられながら、ようやく撮影が終わった。
「は〜可愛かったです」
「私達は、満足です」
と、メイド達が満足していた。
「お疲れ様。ありがとう〜最高の写真が撮れたよ。明日には近くの本屋とかで売りだされるから。売り上げ良かったら、うちの専属になってね〜」
と、言われた。まあ、それを決めるのは、僕ではなく魔王様。なので、僕は適当に愛想笑いをしておいた。
「いや〜マサユキも一緒に写ってくれるなんてな〜」
「まあ〜エルクちゃんと一緒ならだからね〜」
と、話していた。僕は、出店に向かっただけなのにモデルになることになってしまった。
「失礼します」
「ありがとうね〜」
といって、お城を出て休日なのに、疲れて家に帰って来た。
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