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魔王の無茶振りで、TS幼女化したので人間界に征服すると宣誓したら人気者に!?  作者: 暁 とと


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第30話 記憶喪失 3

 お姉ちゃんとママが出かけるための、準備を始めた。僕は、早く外に行きたいからそのままでも良いのにと言ったけど、帽子を被ったり準備を始めた。


「おそい」


 僕は、少し怒ってる。


「ごめんね。そんな頬をふらませないでよ。美味しご飯食べに行こ。だから、機嫌取り戻して」


 お姉ちゃんが、深々と被ったパーカーを着ながら言った。


「まあ、まあ〜」


 ママの、帽子を被って言った。


「じゃあ、行くよ」


 僕は、お姉ちゃんとママの手を引っ張り僕は外に出た。


「どこ行くの?私は、人が多いところは...ちょっと」

「じゃあ、あそこ行く?」


 僕は、とりあえず行く当てなくお姉ちゃん達の手を引いて進んでいた。

 だけど、どこに行こうか分からず止まっているとママがどこに行くか決めてくれた。


「ここだよ〜」


 ママに連れてこられた場所は、何かオシャレな場所。


「空きありますか?」

「はい。ございます」

「では、貸切で大人2人と子供1でお願いします〜」

「脱衣所に、タオルなど常備していますので、お使いください」


 中に入ると、お風呂だった。ママは、貸切お風呂に連れてきた。

 

「え〜昼からお風呂?」

「良いじゃ無い〜」

「エルクちゃんと、お風呂入るの初めて...」

 

 嫌そうな感じで、言ったけど僕はいち早く服をすぐに脱ぎ捨てお風呂に入るとすると止められた。


「エルクちゃ〜ん。しっかり、身体洗おっか〜」


 お姉ちゃんに、身体を洗う場所に持っていかれ、身体と頭を洗われた。


「ひゃ!?」

「意外に少しあるのね...」


 お姉ちゃんが、急に胸を触ってきた。僕は、ビックリして変な声が出てしまった。


「なんなの?」


 僕は、見上げてお姉ちゃんの顔を見ると、顔がニヤけている。


 今度は、お腹を触ってくる。


「う、うん」

「ゼーフちゃん。触りすぎだよ〜」

「だって〜触りごごちがいいんですよ〜」

「本当ね」

「僕もうお風呂入る!!」


 お姉ちゃんとママが何故か、僕のお腹をさすったりと触り始めた。別に嫌では無いけど、くすぐったいので僕は身体についた泡を洗い流し僕はお風呂に浸かった。


「ふぁぁあ〜」


 お風呂は、落ち着く。しばらくお風呂に入り、体が暑くなったので、僕はお風呂から出て脱衣所に向かった。


 脱衣所にあるタオルを使い髪の毛や身体を拭いた。


「エルクちゃんまだ髪の毛乾いて無いよ」


 お姉ちゃんが、そう言って指を『パチン』と鳴らすと僕の頭のところで風が吹き始めた。


「おお〜」


僕の髪の毛が、逆立ち一気に髪の毛が乾きふわふわになった。


「良いわね〜私もやって〜」


 ママも、髪の毛や尻尾。僕より、乾かす時間がかかりそうなだけど、お姉ちゃんの風魔法で一瞬で乾かした。


「お姉ちゃん凄い!!」

「確かに便利ね〜凄い!!」

「へへへ〜」


 お姉ちゃんが、褒められた照れてる。お風呂上がりは、お腹が空いてしまう。『グー』と僕のお腹の音が鳴った。


「じゃあ、ケーキが美味しいカフェでご飯を食べに行きましょう」


ママに連れられ、カフェに向かった。一度来た事あるような気がするな〜と思うつつ席についた。


「何にする?」

「お肉ステーキ」


 ママが、メニュー表を見せてくれた。僕はよだれを垂らしながらお肉と即答した。

 お姉ちゃんは、エビフライを頼んでいた。ママは、クリームチーズといちごケーキとたっぷり盛りだくさん果物ケーキを頼んでいた。


「ママずるい。僕もケーキ頼む」

「ステーキでお腹いっぱいになるでしょ。だからだ〜め。一口あげるから〜」


 そんな事を話していると、カフェに二人入店してきた。


「あら、エルクじゃない」

「?」


 金髪縦ロールで、僕と同じくらいの子と黒服の執事?さんが一緒に来ていた。


(ターニャちゃんよ)

(だれ?)

(お友達)


 僕は覚えていないけど、多分どこかで会った友達なのだろう。


「こんにちは」


 とりあえず、挨拶をした。


「あら、また今度もコラボするわよ」

「う、うん」

「それより、ターニャちゃん。今日は、こんな真っ昼間からどうしたの?」

「学校帰りで、セバスチャンが来て良いて行ったから来たのよ」

「へえ〜」

「エルクちゃんもそうなのよね?」


 僕は...別に学校?と言うのに行っていない。


「学校ってどんな感じなの〜」

「あら知らないの?魔法を高めあったりする所よ。色んな魔法が学べたりして楽しいわよ」


 僕達は、一緒にご飯を食べた。僕は、とりあえずターニャちゃんと話を合わせていた。

 だけど、どうしても学校という魅力的なものが脳裏から離れない。


「どうなの、アイドルの衣装は」

「もう、半分以上完成しているよ。楽しみにしてて〜」

「まあ、今は歌詞を覚えるのに必死だから配信する暇がないのよね〜エルクちゃんと歌詞覚えた?」

「う、うん」


 僕達は、食事を終えて家に帰った。


「ねえ、ママ僕も学校行きたい!!」

「え、ん〜」


 ママも困惑している。


「でも、まあ〜いっか〜今は記憶をなくして幼女同然だし〜学校入学しよっか」

「やった〜!!」


 僕は、嬉しくて飛び跳ねた。


「ママありがと〜」

 

 と言って、僕はベットに向かった。お風呂入ってご飯食べた後だから眠たくなった為である。

 

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