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第65話 アラエルとガトレアール

64話と同時投稿です。

 私は中央広場の墓地に向かう。掘り返された棺は中に土を入れ、埋葬しなおした。

 父とサイザール以外は誰の者かわからない状態になってしまったが、彼らだったものをこの地に戻したのだ。


 そのサイザールの墓の前にベルディルが立っていた。


「ベルディル。身体は大丈夫なのか?」


 ボルガードほどではなかったが、かなり深手を負っていた。

 すると私の方に視線を向けて、いつものように笑みを向けてきた。


「ええ、リリア様のお陰で大事なく」

「ならば良かった」


 しかし、どうしたのだろうか? 墓参りというより、父親への報告か何かか? まぁ、身体が治っているのであれば、邪魔するのもなんだな。


 私はそのまま通り過ぎようとしたところで、ベルディルに引き止められてしまった。


「リリア様。申し訳ございませんでした」

「何を謝ることがある」


 私に向かって、頭を下るベルディルを見る。

 あれか? 情報漏洩の件か?

 あれは誰にでも起こったことだ。領地内の見回りのときに旅人として接触されたらしい。


 ガトレアールは旅人には優しくない場所だ。それなりに大きな街に入るには通行証が必要になる。

 だから、領軍兵には旅人に声を掛けられたら、近くの街まで案内するように言いつけてあった。

 必然的に部隊長などの部隊を率いる者が対応することになる。


 だからこれは誰にでも起こったことだ。


「父を止めるのは私の役目でした。父を目の前にして怖気づいてしまった私の落ち度で、多くの者を失ってしまいました。この失態につきまして……」

「サイザール第一副師団長。聞いたぞ。剛腕のファクトに一騎打ちで勝ったそうではないか。それは凄いことだぞ。グアンターナに自慢してやるといい」

「あ、それはもう言っておきました」

「そうか。だったら何も謝ることはない。ガトレアールの力を持つ者たちに勝った。それは自慢していいことだ。それに剣天のアルベーラが押さえてくれていた。皆の力があってこそ今がある」


 だが、今のままでは駄目なことも明白だ。


「ガトレアール第一副師団長。戦いは終わってはいない。後悔があるのであれば、強くなれ。それが死んでいった者たちに報いることになる」

「はっ! ……実は私はリリア様が武器を作り続ける意味が理解できていませんでした。今ならわかります。私の剣は先代の辺境伯様に届くことはありませんでした。とても悔しいです。そして強くあらねばならぬとも思いました」

「そうか」


 確かにベルディルは強い。だけど、己の力に慢心していたところがあった。

 彼は十二年前の戦いに参加していなかった。だから今まで負け戦をしたことがなかった。今回のことはベルディルに敗北を味あわせたのだろう。

 本物の強者と命のやり取りをしたことがなかったのだ。戦いには勝ったが、ベルディルは私の父に己の父に敗北したのだ。


「今回の戦いでボルガードは一線を引くと言ってきている。次に第一師団を率いるのはサイザールだ。精進するように」

「はっ!」


 私はそう言葉をかけてベルディルの側を離れていく。ボルガードはあの戦いで左腕を失った。剣士として隻腕では戦えない。


 あとで技術部に言って義手を作らせるが、ボルガードは何か吹っ切れたような顔をしていた。

 父との戦いで、何か心情に変化があったのだろう。己を責め続けた十二年にケリをつけたのかもしれないな。


 そして私は父の墓の前に立つ。


「大きくなったなんて、二十五の娘に言う言葉じゃないです。それは学園の見学に行くときぐらいに言う言葉じゃないのですか? 学園に通う歳になったのだと」


 父の最後の言葉に文句を言う。

 学園に向かう日も訓練があると言って見送りには来てくれなかった。横目でミゲルとロベルトに剣を教えているのを見ながら王都に向かう私が、何も思わなかったと思っていたのだろうか。


「それに私は母ではないし」


 王家から押し付けるように結婚した父が、母に対してどう思っていたのか知ることは無かった。だが、私が今まで思っていた感じとは少し違っていることが今回のことでわかった。


 本来の婚約者であった義母との婚約を破棄させて、王家から押し付けられた姫君という感じだと思っていたが、父は父なりに母を大切に思っていたのだろうということがわかった。私を母と間違えていた父は、本当に焦って心配しているようだった。


 この人もこんなに感情を顕にすることがあったのかと思うほどだ。


「しかし、子供扱いされるは嬉しかったです」


 私はそれだけを言って、父の墓を後にする。私にはまだやるべきことがたくさんあるからな。




 事後処理が終わり、旧領都イグールを奪還してから一週間が経った。


 今日は今回の戦いで亡くなった者たちの合同葬儀を行うことになっている。

 多くの死体をそのまま保管しておくと季節的に腐敗が進んで、感染症などの問題が発生してしまうため、先に埋葬してしまった。

 それに親族が領都メルドーラにいるとは限らず、連絡を受けて地方から来る時間も考慮しての一週間だ。


 多くの者たちが旧領都に集まってきた。これほど多くの者たちがこの地に足を運ぶのは、十一年前以来だな。


 この世界で喪服の概念があるのは貴族ぐらいで、庶民は普段着ている服を身にまとっている。

 だが、葬儀だからか、皆一様に小綺麗な服を着ていた。


 葬儀を取り仕切る祭司はファベラ第五師団長だ。この地で崇める神は泉の女神であるアクアエイラ。ガトレアールの祖と言われている女神。


 だから必然的に祭司の役目はガトレアールの一族になる。そして今回は何も役に立てなかったからと、ファベラが立候補した形になった。


 ガトレアールの青い髪を二つにわけ三つ編みをしている。そして青い装束に身を包んだミレーヌ・ファベラ。


 先程から女神アクアエイラを称え、死者一人一人の名前を上げている。その声に混じりすすり泣く声が混じっている。


 私はこの場で罵倒されることを覚悟していたのだが、私の元にあいさつをしに来てくれた領民は誰もが感謝の言葉を口にしていた。 


 あの男の手のひらで弄ばれて、多くの者たちを失ってしまったのだ。感謝されることは何もない。


「しかしこれは親族以外が集まっていないか?」


 もと領都だ。だから一万人だろうが二万人だろうがこの地に入ることができる。

 だが、ざっと見た感じでも一万人は集まっていないか?


 私の予想では北地区に親族が入ることができればいいという感じたのだが、今は墓地である中央広場にまで人の姿が広がっており、人人人で溢れている。


「それほど今回のことは領民にとって思うことがあったのじゃろう」


 黒い喪服のドレスを着たエルーモゼが答えた。ガトレアールの一族は皆一様に黒い衣服をまとっている。とは言っても、一族は十人にも満たない。


「シルファがそれだけ領民から慕われるかがわかるな」

「どういう意味だ?ランドルフ」


 私の隣にいるランドルフに尋ねる。ランドルフはガトレアールではないが、私の夫としてガトレアール側にいる。

 そして厳ついおっさんは、いつもどおり私の背後に陣取っていた。


 これは合同葬儀であって、私個人のことは関係ない。


「リリアが頑張っておるっていうことじゃ」


 ……なぜにそこをエルーモゼが答えるのだ?


「俺にはわからないことだが、先代のガトレアール辺境伯は慕われていたのだろう?」

「ああ、そうだな。この地を守護する辺境伯として素晴らしい人だった」


 父親としては、何も私はいうことはないが。


「その辺境伯とシルファが戦うことになったことに、領民たちは心を痛めたのではないのか? そして父や戦友と戦うことになった者たちに心を痛めたのではないのか?」


 ベルディルと同じように父親に剣を向けることができずに、その剣に倒れた者もいるだろう。

 ランドルフの言葉を否定することはないが、私は父とは敵対していないぞ。


 さて、ミレーヌ・ファベラが最後の者の名を上げた。そしてアクアエイラが守護するこの地でその魂を休め、女神の腕の中で安らかな眠りを願った。


 私はそれに合わせるように魔術を施行する。


 雨季になるとこの地に咲く青い花。女神の化身、ウィアオーラと呼ばれる青い花びらの幻影を投影する。空から舞い落ちる青い花びらだ。


 人々はそれを見上げるように天に祈りを捧げる。全ての者に安らかな眠りを。


「さて、ザッシュ頼むのじゃ!」


 人々が祈りを捧げている中、私は背後で陣取っているザッシュに荷物のように担がれた。


「おい、どこに連れて行くつもりだ?」

「一緒に来るのじゃ」


 何故かザッシュはエルーモゼも抱えていた。


「は?」


 この状況に何が起こっているのか意味がわからない。

 困惑していると、ザッシュは外壁の方に向かって行っている。それも全速で駆けている。そして見張りが上る内階段を登り、外壁の上にでた。


 そのまま外壁の上を南に向かって移動している。眼下を見下ろすと、これはどうなっているのか、疑問に思ってしまう情景が広がっていた。


「何故、南地区まで人がいるんだ?」


 これではこのイグールが領都であったときぐらいの人がいるのではないのか? いや、メルドーラの住人が全員参加していると言っていいのではないのか?


「これは流石におかしくはないか?」

「おかしくないのじゃ」


 エルーモゼの言葉と同時に浮遊感に襲われる。

 ザッシュ。なぜ外壁から降りるのに階段ではなくて飛び降りたのだ! 内側には人がいるんだぞ!


 私の心配はよそに、着地点には人影はなく、そのまま正面に見える教会の中に連れて行かれた。


「エルーモゼ! 説明しろ!」


 未だにザッシュに抱えられたままの私は、一人解放されたエルーモゼに文句を言う。

 すると葬儀のときには姿を見せなかったエミリオンが私の視界に映った。


 すごく嫌な予感がする物を手に持っていないか?


「結婚式をするのじゃ!」


 エミリオンから受け取った真っ白なドレスを私に見せつけながらエルーモゼが答える。


「エルーモゼ! 結婚式などしている場合ではない!」

「リリアの意見を聞いておったら一生結婚式なんてしないじゃろう? 祭司は私がするのじゃ。今から行うのじゃそのために領民に声をかけておいたか、今さら無しとはか言えぬぞ」


 これは断ることができない状況を作られている。エルーモゼが任せろって言っていたことは、これのことだったのか!


 私はザッシュに抱えられながらうなだれる。何故に葬儀と結婚式を同時に行おうという発想になるのだ。


「民に安心を与えるのも領主の役目ではないの? 今回のことは十二年前のことを思い出して不安にかられる者が多くいたの。これからまた戦いが始まるのでしょう?」


 エルーモゼは叔母として私に言い聞かせている。あの戦いから十二年がたった。しかし十二年しか経っていないとも言える。


「これはランドルフも承知の上か?」

「勿論だ」


 ザッシュの後についてきていたのだ、それはわかっていたのだろう。ということは私だけ仲間外れにされていたということか!


「はぁ。わかった」


 了承するとザッシュは私を解放して、エルーモゼに手を引っ張られ連行された。


「こっちで着替えるのじゃ」


 準備は完璧だということか。しかしこれはちょっと強引すぎないだろうか。


「わかったけど、納得できない」

「はいはい。王都ではアンジェリーナ様が張り切って準備していると思うのじゃ! 二回も結婚式が挙げられてお得じゃな」

「また母が一枚噛んでいるのか!」


 私の声は扉が閉まる音と重なって響いたのだった。





 私の目の前にはガトレアールの青い髪をツインテールにした祭司がいる。ふざけているのかと言いたくなる若作りの叔母だ。


 そして私は真っ白なドレスを身にまとっている。怖いぐらいサイズがピッタリなのだが?


 私の隣には白いタキシードを着たランドルフがいる。本当に結婚式を挙げるのか? さっきまで葬儀をしていたのだぞ。


 それにここは旧領都であって、メルドーラではない。


「何、不満そうな顔をされているのですか?」

「ディオール。葬儀の後の結婚式は無いと思う」

「形式など気にしないのが辺境伯様だと思っていましたが?」

「いや、これは流石に気にする」

「そうですか? 要は女神アクアエイラに婚姻の報告をして、先代の辺境伯様に報告するだけです。何も問題はありません」


 あれ? こちらの結婚式ってそんな感じだった?


「ちょっと待とうか。今思ったら、誰かの結婚式に参加したことがないぞ。どういう流れなのだ?」

「まぁ、女神に報告の儀式をして、ここから自らの足で義兄の元まで行って報告するのじゃ!」

「え? あの人の海の中を?」

「海は見たことがないのでわからないのじゃが、そういうことじゃ」

「は……はずかしすぎる!」


 なにそれ、この姿で人々の前を歩いて、中央広場まで行くのか? 距離は全く問題ないが、このドレス姿で?


「せめていつもの軍服で」

「シルファのドレス姿はとても綺麗だ。だから恥ずかしがることはない」

「いや。この着慣れないものを……」

「ミレーヌも到着したので、いい加減に始めるのじゃ! リリアの意見を聞いていたらいつになっても始まらないのじゃ!」

「お……おまたせしました」


 葬儀で祭司役を任されていたミレーヌ・ファベラが肩で息をしながら、教会の中に入ってきた。


 教会の中にいるのはガトレアールの血族と王家からつけられた私の護衛のみ。因みにグアンターナは国境から離れられないと言って、葬儀には参加していなかった。


 そしてエルーモゼが女神アクアエイラを讃える言葉を言い始め、私とランドルフの婚姻を言葉にする。


 一つのグラスにワインが注ぎ込まれ、私とランドルフの前に差し出された。


「アクアエイラが守護する地は赤き血を流す大地である。その地で健やかに共に暮らせるように女神からの祝福である。その身に服すがよい」


 何か物騒な文言を言われたな。しかし歴史をみればそれも仕方がないこと。

 このワインはお神酒のようなものか?


 私にグラスを差し出されたので、半分飲み干し、ランドルフに差し出すとランドルフはそれを飲み干した。


 なんというか前世の神事に似ている。


「これにて女神アクアエイラの一族として認められよう。それは女神を愁いを取り払うもの」

「え?」

「は?」


 エルーモゼが謎の言葉を言った瞬間、私とランドルフが同じように疑問の声がこぼれでた。


 エルーモゼの背後。先程まで女神アクアエイラを模したと思われるタペストリーが飾ってあった。


 そのタペストリーがかかった壁面が消えた。正確には壁に山裾に広がる大きな湖が映し出される。


 神魔時代、この場に大きな湖があったかのようにだ。そして浮かび上がる半透明の青い色をした女性。その中央に光る赤い色。


 まさかこれのことか! アラエルとは!

 確かにこの地に存在した。


 しかしそれは人の手には余るものだと理解できた。

 アクアエイラが魔神の魂を取り込み、再び産み落とそうと孕んでいる。いや、アクアエイラが生まれ変わったアラエルが魔神を孕んでいるのだ。


 これが生まれれば、この地はマグマが溢れ出し赤き川を作りだすと。

 だからガトレアールは女神アクアエイラの子として、この地には女神の子は既に存在していると。だから産み落とす必要はないと言い続けている。


「そう、ガトレアールはこの地に存在し続けなければならないのだな」

「そうなのじゃ」


 これが婚姻をすれば男性であろうがガトレアールを名乗れない理由でもあるのか。女神の子はただ一人。


「さて、今度は義兄の元に行くのじゃ。そうしないと儀式は終わらぬぞ」

「なんとなく、からくりがわかった。これで私が本当の意味でガトレアールを名乗れるということになるのだな」


 父から私にガトレアールの名が移る。そういう意味がこの儀式にはある。だからメルドーラではなくイグールで行う必要があった。



 私はランドルフに手を取られ、教会の外にでる。思わず眩しい光に手をかざしてしまった。


 そこに広がる光景に私は目を見張ってしまう。人々がここにいるのはわかっていたのでそれはいい。

 教会前に広場には木々が植えられており、その奥には店が建ち並んでいる。


「なんだ? これは?」

「マルクとダルクの二人がかりの幻影魔術です」


 その言葉に私は背後を振り返る。

 こ……こんなことを領民が許したのか?


 十二年前に失ってしまった光景の再現を領民は許したのか?


「ディオール。これは……あまりにも残酷だ」

「残酷ですか? リリアシルファ様。貴女の民はこの地を残したことを感謝していますよ。ですが、この地に新たな街を作ってもいいのではないのかという思いもあるのです。この地を以前のように再建しませんか?」

「そうか。十二年という年月は以前のイグールに戻ることを望むまでにしてくれたのか」


 確かに、ここに足を運ぶたびに物悲しい気持ちになったものだ。


「シルファ。俺も手伝うからな」

「そうだな。これからよろしく頼む。ランドルフ」


 私は幻影の街並みを再び目に映す。代々のガトレアールが守ってきたイグールの街を、再び再建し直そう。


 あのパン屋から香る香ばしい匂い。客を呼び込む店主の声、遠くから聞こえる魔鉄を打つ甲高い音。

 記憶の中で情景と共に再生されていく。


「この地の惨劇に一番、目をつぶりたかったのは、私だったのかもしれないな」


 すでに幻影の情景は私の目には歪で見え、はっきりとは見えなくなってしまった。ぼとぼとと地面に水滴がこぼれ落ちる。


 父の死を見て泣き崩れたかった。街の光景を見て絶望し全てを放棄したかった。

 だけど、私の立場がそうさせてくれなかった。


「シルファ。これからは俺が側にいる。だから泣きたいときは泣けばいい」

「別に泣いてなどいない。雨が降っているだけだ」


 真っ白な手袋で拭い去ろうとすると、ランドルフに止められ、頬にハンカチを当てられる。


「愛しい妻がそう言うのであれば、そういうことにしておこうか」


 ランドルフはそう言って私に口づけをしてきた。沸き立つ歓声。

 私の羞恥心が、先程までの感傷を吹き飛ばしていった。


 人前で、なに小っ恥ずかしいことをしてくれるんだ! 恥ずかしすぎるだろうが!



 私の結婚は王家の思惑、ガトレアールの思惑により決められていた。

 こうして、ひと時の平穏は始まるのだった。



【第一部完】


ネトコン12の為に書いた作品ですので、これにて一旦閉じさせていただきます。一次通過しましたもの、応援していただいた読者様のお陰です。ありがとうございます。

続きは王都編のとはなりますが、投稿は未定となっております。


途中色々あって止まることもありましたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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