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ツクモ白蓮  作者: きな子
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第一章:おもうこと

《注意事項》

・基本はほのぼのですが、所々シリアスなシーンが続くことがあります。

・いじめの描写、残酷な描写をすることがあります。

 描写の際にはその章の前書きに注意事項として明記致します。

挿絵(By みてみん)


 東から昇る太陽の光に、そっと手をかざして。

 

 浮かび始める雲の動きを、じっと見つめて。


 風に揺れる花の音に、そっと耳を澄まして。


 西へと沈む夕陽の光に、触れて。


 闇を切り裂く月を、ただ、ひたすら、見つめて。


 そして再び、東の空からは太陽が──。 



 ……何度も繰り返される、繰り返されるのが当たり前の、日常。


 だけど。


 だけど。


 もう、見飽きてしまったよ。


 

 独りでいるのにも、もう、飽きてしまったよ。



 だから、どうか。お願い、僕を。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 詩的な描写からの書き出しが、とても良かったと思います。最後にある視点人物の孤独がいかなるものか、気になる幕引きで、そこもさきがたのしみになりました。 [一言] 楽しい物語のスタートでした。…
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