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掌編小説集1 (1話~50話)

作者: 蹴沢缶九郎

世界が灰色な事を僕は知っている。


物心ついた時から世界は灰色だった。


親から虐待され、友達など出来た事がなく、周りから虐めを受けた。


大人になり、社会人となって、会社ではお荷物扱い。





僕は色を知らない。






誰からか聞いた。幸せだと、世界はバラ色という色に染まるらしい。


好きな人が出来た。ダメで元々と告白した。


その人は、僕の気持ちを受け止めてくれた。生まれて初めて幸せを感じた。





でも、世界は灰色だった…。






僕の気持ちの問題などではなく、






どうやら本当に、世界は灰色一色だったらしい…。

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― 新着の感想 ―
[一言] もしかしたら、その女性ではない別の女性と出会えたら、バラ色になったりするのでしょうか。 などと考えながら読了しました。
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