表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

200文字小説集

二人の想い(200文字小説)

作者: 日下部良介

彼が部活に来なくなった。

風邪でも引いたのかしら…。

思い切って電話をかけてみた。

『お掛けになった電話は…』

具合が悪いのかしら…。

心配でたまらない。


彼女の顔を見るのが辛い。

他の奴らと仲良くしているのを見るのが辛い。

でも、このままじゃダメだ。

彼女に電話しよう。

携帯の電池が切れている。

充電すると着信が入っている。

彼女からだった。

僕はすぐに掛け直した。


『チョコあるんだよ』

彼女の第一声。

目の前が明るくなった。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言]  拝読しました。  この限られた字数で、これほど豊かな世界が広がるのかと、日下部さんのお書きになる200文字を読ませていただくと、いつもそう思います。思って、自分でも200文字が書きたくな…
[一言] こんにちは。 じれったいすれ違いを経た二人の、素直なひとことがよかったです。 チョコレートかじりたくなりました(笑)。 ほろ苦くて甘い素敵な連作200文字をありがとうございました。
2013/02/20 10:09 退会済み
管理
[良い点] アー、バレンタインか?バレンタインですか? そういえば14日を経過している 恋愛ね、ウフフ 彼女、 彼、 チョコ、 流れ方がわかりやすくていいとおもう [気になる点] なし [一言…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ