完璧娘とダメ男戦記
この後非現実的な現象が多々あると思いますが、それは、お愛敬でよろしくです。
『ガッシャーン!!』店
「またお前か!ダメ太!」 翔
「すいません!」
店
「明日から、来なくていい!!」
こうして僕は、3333回目の退職を宣告された。
僕の名前は、新垣翔太。どこにでもいる普通の十七歳。特徴とよべる特徴は、まったくないと思う。自慢にできる事じゃないけど、なにをやらせてもダメダメなことから昔からダメ太なんて呼ばれてる。
翔
「はぁ〜、明日からまた就職活動しなくちゃな。」
この時の僕は、知らなかった、人生最悪の転機が訪れる事になるなんて。どこをどう歩いたのかはっきりと思い出せないほど、落ち込みながら歩いていたらしい。気が付くと、どこだか分からない場所を歩いていた。
翔
「ここ何処だ?」
周りは、鬱蒼と茂った林の中、1人ぽつりと立っていた。
翔
「家の近所にこんなとこあったかな?とにかくよく思い出さなくちゃ。」
仕事を首になったのは、昨日の事。何時もの事とわいえ、首になればそれは、へこむ。そんな僕の前に、事件が起きた。
?
「なんですの?」 野蛮な子A
「お嬢さん、こんな所で良い服着て1人歩きは、危ないな。ゲヘヘ」下品な笑いを浮かべながら見るからにヤバそうなのが。これまた見るからに良いとこのお嬢様風の美少女に歩み寄った。
?
「近づかないでいただけるかしら、下品が遷るわ」ただ、普通と違うのは、その少女は、怖がる風でなく、凜と立ち相手を見据えているとこだろう。
そんな事を思いつつ、かかわっちゃいけないと見てみぬふりを決め込み、そのまま通り過ぎようとしたところで少女と目が合ってしまった。
翔
「・・・・!!」
?
「ちょっと、そこの貴方!」
少女がキッと睨むような眼差しで僕に話し掛けてきた。
?
「貴方、助けていただけないのかしら?」
翔
「・・・」
野蛮な子B
「あぁ〜?兄ちゃん、俺等の邪魔する気?」
翔
「Year、ボクハ、タダノトウリスガリデスから、お気になさらず。」
それを聞いた少女は、あきれ顔でこう延べた。?
「貴方!仮にも殿方なのでわなくて?この状況で助けようとは、思わないのかしら?情けないわね。」
翔
「っ!!」
言いたい放題言われてしまった。自分でも普段から情けないとは思う。でも、初対面の、しかも、かなりの美少女に言われると余計に響くわけで、カッとなった僕は、少女の近くにいた野蛮な子Aに掴みかかっていた。
翔
「やめてやれよ!」
野蛮な子A
「あらら、気分は、ナイト様かな?見るからに弱そうだけどな!」
僕が最後に見たのは、嘲笑いながら殴りかかってきた男の拳だった。
野蛮な子A
「ようぇ〜。」野蛮な子B
「あはっはっは」
野蛮な子A
「頼みの綱は、なくなっちゃったねぇ〜、どうするお嬢さん?」
?
「はぁ〜、情けないわ。仕方がないけど、お相手して差し上げますわ!」
A
「ゲヘヘ、やっとその気になってがはっ!?」
男は、何が起こったのかまったくわからないまま気を失った。
B
「なんだ!おい!どうした!」見ると、少女が仲間の男を殴ったモーションのまま止まっていた。
?
「お話になりませんわね。」
男は、信じられないものでも見たような顔をしたが、逆上して、襲い掛かった。B
「このアマ!」
?
「汚らわしい!」少女の叱正とともに胸ぐらを掴もとしていた男の腕があらぬ方向にぐにゃりと曲がった、B
「あぎゃ!!」断末魔を吐きながら男も気を失った。
?
「弱いですわね。やはり殿方は、信用できませんわ。」男たちが気を失った傍ら、見た目は、可憐なお嬢様は、静かにポツリ呟いた。?
「それにしても彼、情けないですわね。はぁ〜、このまま方っておくわけにもいきませんわね。」仮にも自分の事を助けてくれようとした翔太を見てそんなことを呟いた。
本を読むのが大好きなんですが、書いたこととかまったくありません、いたらないとこが多々あると思いますが、アドバイスなどあったらよろしくお願いします。