表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

出会い


目が覚めると青空が広がっていた。


あれ家で寝てたはずだよな・・・


「どこだここ?」


周りを見渡すと森の中にいるようだ。


ボサボサの髪を掻くこの男、歳は23、名前は安田 聡(やすだ さとし)

職業 無職 何の取り柄もない男である。




おいおい今話題の異世界転生とか言うやつか?神様とかに会ってないぞ・・・


「・・・っ主!」


ふと足元から声が聞こえてきた。


「おお ご無事でしたか 我が主!」


なんか日本刀みたいなのが喋ってるんですけどー


「ど どちら様ですか?」


「ふふ我をお忘れですか我が主!」


いやいや初めて見たし刀が喋るとかありえねーだろ


「グローと申します。」


「グロー?よ よろしくね」


「俺は聡って言うんだ。」


「それといきなりで悪いんだけどここはどこなんだ?」


「なんと記憶障害が起きているようですな はっはっは」


記憶障害もなにも全部覚えてるんだけどなぁ


「ここはフランカの森ですな」


「主が魔王幹部と戦っていたとき、いきなり魔法陣が足元に出てきてここまでテレポートされたみたいですな」


(なんかこの刀、魔王幹部とか言ってるんですけどー魔法とかもあるみたいだし異世界確定か)


「俺にも魔法は使えるの?」


「もちろん使えます」


おおこれは最強チートパターンだな


「って言っても魔力量Cしかありませんがな はっはっは」


ええー よっわ


「それはSランクぐらいまであるのかな?」


「上はSSSから下はDランクまであります」


ええーCかー低いなー




詳しく聞くとD→C→B→A→AA→AAA→S→SS→SSSランクまであるそうだ。

Cは ごく普通の魔力量らしい。

このランクは魔力量だけで決まるわけではないみたいだ。

魔力量が少なくても武術や剣術などを極めればSランクも夢じゃないとか・・・


俺tueeeができないじゃん。

せっかく異世界に来たのになぁ


「俺はランク的にどこら辺なんだ?」


「今はまだCですがA いやSランクも夢ではないでしょうな」


えー何この高評価


「ところでなんで魔王幹部と戦っていたんだ?」


「主と一緒にトレーニングをしていたところ偶々遭遇してしまいまして」


なんたる不運


「向こうは主のことを雑魚と思ってたみたいですが本気を出す前に何者かに魔法陣でテレポートされてしまいまして」


なんだよ本気って 高々Cだろ・・・

で今に至ると言うわけか。


「町にギルドとかいうのはあるのか?」


「はい。」


おお と言うことはパーティでも組んでかわいい女の子とお近づきになれるかも・・・


「しかし主は孤高を好んでおりパーティなど組んでいませんでしたが。」


えぇー寂しいなぁ


「きゃーーーー」


女の叫び声が森に響き渡る


「主っ!!」


おいおいなんかイベントが起きそうなんだが


「はいよ」
















評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ