表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

57/58

まずは、片付けです

3ヶ月たってたガーΣ(`・ω・Ⅲ)ーン


今回もほぼ台詞なし( ̄▽ ̄;)ハハ……


手続きが全て終わったので、新しい家を見に行くことにした。


不動産屋さんが言うには昔は賑わっていた場所らしい。

長い年月、無計画に増築や改築をして大通り以外は迷路のように入り組んでしまい、犯罪の温床になることもあったことから2代前の王様が区画整理を計画したそう。


住処や仕事場を失う人も多く、反発も大きかったそうだ。

仮住まいを用意したり、立退き料を払ったり、かなりの出費だったそうだ。

それでもやるべきだと思うほど、酷い状態だったのだろう。

噂によるとクライン伯爵領が参考にされたらしいとか。


私の買った家の周辺は区画整理の対象にはならなかった地区で、当時は他所から来た建築の関係者が寝泊まりしていて大変儲かっていたそうだ。


区画整理が形になってくると新しくできた宿屋へ移動していき、羽振りのいい客は減っていったが、安さを求める人が利用していたことで困ることはなかった。


最後の宿屋夫婦が切り盛りする頃には区画整理が終わり、他所から来ていた建築関係者はいなくなり、食堂を利用する客と、たまの泊まり客で細々と経営していたそう。


家の近くには何も無く、ぽつんと建っている。


以前は店や住居があったらしいが別の場所に移転や引越ししていったそうだ。

建物は取り壊され、更地になっている。

管理しているのは家を買った不動産屋さん。

時々、国が高額で借りてくれるので持ち主の人は売らずに置いているそうだ。


土地を借りて何に使うのか。


ここから少し離れた場所に馬車置き場がある。

馬車置き場とは、王都に来た貴族が乗ってきた馬車を置く場所だ。

王城や王都にある貴族家でのパーティやお茶会がある時、王都にタウンハウスが無い貴族が遊びに来た時に利用する。

国主催のパーティ等は、国中の貴族が集まるので馬車の数もすごいことになる。

当然、御者の数も多い。

宿の数も限りがあるので、期間限定で、この辺りの空き地に御者が寝泊まりする為の仮施設を作るそうだ。

終われば撤去される。


撤去しないと不法滞在する者が現れ、犯罪に利用される恐れがあるからだ。


因みに宿屋を閉める前は仮施設に泊まる御者の人達が食堂を利用していたらしい。


さて、私の家だ。


外観は傷んでいるけど、基礎の部分は大丈夫そう。

そう言えば、この当たりは地震とかあるのかな?

結界を張っていれば問題なさそうだけど。


因みに胸ポケットに画像を取れるようにしたスマホを忍ばせている。


鍵を開けてもらって中を見る。


「わー、想像以上」


私の第一声がこれだった。


「すごいでしょう」


案内の不動産屋さんが、うんうん頷く。


扉の向こうにあったのは、人が2人立てる程度の空間のみ。


「この空間で寝てたんですか?」


ゴミにもたれて寝れば、何とかいける?


「恐らくですが、よじ登って2階に上がっていたか、庭から梯子を使って出入りしていたと思います」


上を指した先に人が何とか通れる隙間があるようだ。

私の身長だとよく見えないけど。


2階もゴミだらけだけど、住居部分はそこまで酷くないのだとか。


「亡くなったのは家の外ですか?」


いくらなんでも、この中で亡くなったら発見なんて無理だと思う。


「はい、外で倒れて病院に運ばれ、しばらくして亡くなったと聞いています」


なるほど。


狭いので一旦外に出た。


「この後はどうされますか?」


施錠の後、鍵を差し出しながら問われた。


「…買い物に行ってから宿に戻ります」


この状態で、今日からここに!


なんて言えないし。

後で認識阻害をした状態で戻って片付ける予定。


「では、途中までご一緒しましょう」


言われて歩き出す。


戻ってきたら、まずはゴミの収納だね。



しばらく時間を潰してから、こっそり家に戻った。

鍵を開けて、小さく開いて滑り込む。

認識阻害はしているけれど、万が一があるかもしれない。


ついでに敷地を覆うように結界をはる。

ただ、今住んでいる家のように完全に隔離してしまうようなものではなく、防犯と防御の結界だ。

悪意のある者は入れず、敷地内での行動が外からは認識しにくくなる。

修復魔法とか無限収納を使っているのを見られるのは都合が悪いからね。

まあ、周辺には誰も住んでいないけど。


扉を閉めて中から鍵をかける。

閉めてしまうとホコリとか色んな異臭がする。


手当たり次第に無限収納(インベントリ)に入れていく。

上手く収納しないと支えを失ったゴミが倒れてきかねないので広範囲を指定しながら収納していく。


間取りは、入って正面に受付カウンター。

その左側は食堂。

受付の近くに2階に行く階段があって、階段下はトイレ。

階段の奥はシングルの部屋が2つ。

カウンターの奥は庭へ出る扉があった。


食堂の厨房に興味があるが、一先ず2階のゴミを収納に向かう。


2階は聞いていたとおり、1階よりはよりはマシで人が通る隙間はあった。

シングルの部屋が4つとダブルの部屋が4つ。

2階にもトイレがある。

従業員用の扉を抜けると居住区と倉庫になっていた。

夫婦の寝室と娘さんの部屋。

仕事部屋と倉庫が1つ。

元は空き部屋らしき部屋が1つとトイレ。


お風呂は無いみたい。


一般的には平民は体を拭くか、湯場と呼ばれる銭湯に行くのだとか。

富裕層や貴族の家には風呂があり、宿も大きな所は風呂があるそう。


2階の窓から庭を確認してみた。

ガラクタが高く積まれているけど、中央は井戸があるからか、椅子や桶なんかがあるぐらい。

梯子が窓の真下辺りにあるので、窓から庭に出入りしていたっぽい。


右端に物置小屋ぽい建物

があって、左側は厩のような物がある。

お客さんの馬を休ませる為だろう。


遠隔で収納出来るかなと手を伸ばして試してみる。

成功したけど、精度は微妙。

練習すればできるようになるかもだけど、取り敢えず庭に出ることにした。


近くで見ると物置小屋も厩もボロボロで一部が崩れかけていた。

無限収納に入れてある木材を少し足して修復魔法をかけた。


庭をどうするかは追追考えることにした。

今のところ、楽に王都を行き来する用途しかないし。

でも、好きに改装するのも楽しい。


片付けが一段落したので食堂に行くことにした。

厨房からも出入りできるようにもう1つ扉があった。

鍵は壊れてて解錠された状態だったので、ついでに修復しておく。

客室を含む鍵は仕事部屋に保管されていたので問題無い。


扉を抜けるとすぐ厨房だ。

厨房の設備と棚に入っているものは収納せずに残してある。

厨房は凄く興味ある場所だ。

何故なら、我が家の台所は私の常識的に変な所があるからだ。

その1つは井戸がある事で解消された。


水場の作業台の横には大きな水瓶が2つ並んでいる。

よくある丸い(フォルム)ではなく四角くて細長い。

真ん中あたりに魔法陣が描いてあり、その中央にくすんだ色をした青い魔石が付いていた。

上の方に金属の蛇口が付いている。

蛇口は水場の方に付いていて、もう1つの水瓶は正面に付いていた。

洗い物をする用と、コップとか鍋に入れる用に分けていたのかな?


鑑定してみると魔法陣は中の水を浄化する物で、魔石が動力となる魔道具だった。

今は魔力切れで使えないようだ。

蛇口の方は中に入っている水が出るように付与された魔道具だった。

水を運ぶのは手間だけど、便利よね。


コンロは5つ。

その下に大型オーブンが2つ。

別にパン焼き用だろうか、パン屋さんにあるような大型オーブンがある。

年式はかなり古く、多くが壊れているようだ。

食材を切ったり、捏ねたりする用と思われる大きめの作業台が1つ。

奥は貯蔵庫ぽい小さい部屋がある。

食器棚には大小様々な白い食器が入っている。


作業台に放置されていた鍋や食器は魔法で綺麗にして収納してある。


夜になったので、住居部分の倉庫と我が家を繋いで帰宅。

簡単に食事を済ませて寝た。


次の日は壊れている部分の修復と、客室のベッドや机なんかを修繕して元の位置に戻した。


ダンジョンから我が家に入れるなら、私の結界内にあるここにも来れるかもしれないので、タケルさんが泊まってもいいようにだ。


ダンジョンマスターになってから寝なくても問題無いようになったと言っていたから必要ないかもだけど……。

布団やシーツも綺麗にしてある。


厨房の中を綺麗にして水魔法で水がめを満たした。

浄化の魔方陣の下に劣化防止の魔法陣を魔力で描いた。

壊れていたコンロやオーブンは時魔法を使って新品同様に戻した。

鑑定したら火力調節や温度調節機能がイマイチぽいので、コンロに火力調整、オーブンに温度調整と日本語(・・・)で書いた。


なんと、魔法陣を描かなくても発動するの。

これはタケルさんの次男さんがタケルさんに習った日本語を試しに使って発見したそうだ。

借りたノートに書いてあったの。


私は魔力で描い(書い)ちゃうけど、本来は魔法陣用の特殊インクを使うんだって。


食堂の方も椅子やテーブルを修復して設置した。


住居部分はベッドと机と収納以外は無限収納(インベントリ)に片付けた。


今日はこれで終了です。

スマホで携帯小説、ゲーム、無料漫画読む、小説を書くと全てをやると書くのが優先順位が低くなってしまい悩みの種です。

私の切り替えスイッチの性能が悪すぎε-(´Д` ;)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
すごいなー、どうすればそこまでため込めるのかw それはさておき収納魔法マジ欲しいw
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ