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これって、あれだよね

お久しぶりです。

相変わらずのノロノロ更新ですが、今回もお付き合いくださると嬉しいです。

とある貴族様からの返事は奥様がいたく気に入ったというものだった。

何でも夢の中で見た玩具に似ているのだとか。

その玩具は擬人化した動物の人形と家。

私が作った物よりもずっと小さいそうだ。

小さな女の子がそれで遊んでいるのを眺めているだけの夢。

自分が夢の中の少女よりも小さい頃から度々見る夢。

自分もそれに触れてみたいが、触れられた事は1度もなく、夢から覚める度にガッカリするそうだ。

どうしても欲しくて似たような物が無いのかと探したこともあるそうだが誰に聞いても知らないと言われ、特注で作ってもらおうにも小さな家や家具を作れる職人がいない。

いたとしてもお金も時間もかかるのではないかと言われて諦めていたそうだが、ずっと心に引っかかっていたそうだ。


ステラさんに確認してみたら、貴族の奥様が言っていたように、そういう物を作っている職人は、少なくともこの国にはいないそうだ。

貴族女性向けにビスクドールのような人形はあって着せ替えて遊ぶというものはあるらしい。

富裕層向けにママゴトキッチンのような子供向け玩具はあるそうだ。

貴族向けに作られないのは、下級貴族はあるかもしれないが基本的には料理をする必要が無いからだとか。

後はママゴトをするよりは貴族子女の嗜みとして幼い頃から刺繍を学ぶという習慣があるので人気が無いらしい。

あと、布製の人形や動物のヌイグルミは存在するそうだ。

布製の人形は主に平民向けに作られているので簡素で高くは無い。

ヌイグルミは貴族や富裕層向けで、本物の毛皮で作られているそうだ。

材料によっては高価な物もあり、値段はピンキリ。

見方によっては子供が持つには残酷な品だよね。


私の作った台所を見て、もっと小さくできるという伝言を聞いて欲しい気持ちが再燃し、夫に相談して了承を得たそうだ。

参考資料として夢で見た人形と家の絵が描かれた紙を渡された。

絵はあまり上手くないようだけど、どんな感じなのかは分かる。

1階には台所(キッチン)居間(リビング)

2階にはお風呂と寝室。

その上に屋根裏部屋の5部屋。

庭は花壇と人参畑。

そこにウサギの親子が立っている絵だ。

白い壁で赤い屋根の家と書いてある。

お風呂があるから、この世界基準で考えれば裕福な家よね。

間取りは絵の通りで良いのかな?


それにしても擬人化した動物の人形と家。

まんま、前世にあった【アニマルファミリー】じゃない!

多分【神の図書館】を調べれば、その物の画像が見つかるはず。

というのも奥様の記憶を元に描かれた絵の間取りに覚えがあったから。


素材の説明に【プラスチック】って書いてあるし、【アニマルファミリー】で間違いない!

因みに、この世界には無い素材。

まあ、夢の中と全く同じものを要求されているわけではないので木で代用すれば良いだろう。


奥様は多分、前世の記憶が薄っすらとあるんだろうね。

記憶に強く残っていた玩具が夢に出たというところかな?

それともエミールさんのようにガッツリ記憶があるのかな?

まあ、どっちでも良いけれど。


さっそく【神の図書館】を検索。

過去の商品を含めた【アニマルファミリーの全て】というタイトルの専門書があった。

以前、図書館で見たものよりも最新版みたい。

知らない物も幾つか載っている。

子供の頃、妹だけが買い与えられて、密かに憧れていたから、せめて写真だけでもと図書館で良く見ていたのを思い出す。

絵を見ながら探してみたらありました。

配置は絵の通り。

当時は違和感無く「可愛いな」「こんな家に住みたい」なんて思ったけど、今見てみると「トイレは無いんだ」と思う。

この世界に来たばかりの時にトイレを探した記憶が浮かぶ。

「動物だから庭でするんじゃない」と片付けると、「そもそも動物は家具は使わないし、料理もしないよね」とこの家自体がおかしいという話になってしまう。

普通の人形の家でもトイレまであるものは少なかったから、子供の玩具でそこまで気にする必要が無いのかもね。

でも個人的にはちゃんとした家を作ってみたいから依頼の分は紙にある間取りで作って、自分用は好きに作っちゃお!

使っていない部屋を片付ければ、少々大きくなっても置けるし、邪魔なら無限収納(インベントリ)に入れて置いて見たい時に出せば良い。

さて、まずは依頼品を作る準備をしますか。

専門書には家の大きさが書いてあるのでそれを参考に決める。

家具や生活用品の大きさは鑑定を使って大凡の大きさを割り出しメモをする。

家や家具は木で作るとして、食器は薄く作りたいからスライム素材で作ろうかな。

料理は前世のように樹脂粘土が無いから木彫りかな。

着色はラクエラに出してもらった塗料を塗るか、念写塗料を塗って念写してみるかかな。

でも面倒なことになりそうだから依頼品は前者で作ろう。

色の塗り方は【神の図書館】でミニチュア本を参考にすれば大丈夫でしょう。

美術の成績は良い方だったから。

今日でまた1つ年取った(´Д`)ハァ…

年取ることには最近抵抗なくなったけど、この1年でやったことやできたことの量を考えると、ぼんやり終わっちゃたなって暗くなる(._. )⤵haha

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― 新着の感想 ―
[一言] 久しぶりの更新嬉しいです。 お元気そうで良かった。 今回はシ○バ○アファミリーの話なんですね。 確かに、種類が多い玩具だからネタにするにはちょうどいい。 1985年(昭和60年)に発売された…
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