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黒髪赤目の忌み子は英雄を目指しダンジョンの最奥を目指す  作者: 春アントール
慈善団体『六罪』
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マチア カーラ

 『カーラ』一万年も昔からずっと続く、賢者の血筋

彼女達は、みな、他の魔法使いとは一線を画した力を持っている。


 魔力が、高いだとか、MPが多いとかがありますね。

そして、初代の賢者は1つの魔法に、全てのMPを込めて放つことが出来たと言います。


 マチア様は無限の魔法を使えました。

何か一つ、その魔法が無限に増えて、襲います。


 それは、もしも私たちが本気で世界征服をしようとしていたのなら、アルグロウド様と協力して、はるか上空から最高級の魔法を雨のように振らせていたことでしょう。


 それに、彼女は自分で飛べますし、爆破しましたが、手札の多い魔法具を大量に所持しているところは、我々六人の中でもなかなか異彩を放った強さを持っていました。


 しかしそんな彼女の一番の天敵は、ラジアン。

彼女は、以前に迷宮の守護者ですら封じ込めた恐ろしい固有スキルがありました。


 彼女に支配された空間の中では、魔法を使えない……魔法を使わせて頂ければ、幸いと言ったところ。


 それほどまでに、支配力は絶対的で、絶望的だ。


 だから、マチア様は『私が負けることがあったら、それきっとラジアンにやられるんでしょうね』と言っていた。


 彼女はとても綺麗な人でした。

そして、なんでも剣聖と一番初めに出会ったそうです


 彼女は茶葉や歴史、雑学に明るく、私たちの会話のネタに良くなりました。


 この紅茶はどこどこのなになにだと。

魔神が存在するかどうかの論文について。

5000年の戦いの呪いなど。


 そのほとんどがとても難しい話しで、私の博学才穎を今一度反省せねばならぬと思わされました。


 しかし、時折ペルソナ様でさえも理解が及ばない話もあったので

これはもしかすると、マチア様の知識の深さが原因でしょうか?


 ジョークもなかなかに面白く、おそらく三番目に面白い人だったと思います。


 彼女もジョーク方面ではペルソナ様に敵わないと察してか、様々なことを手がける彼女はいつも面白い話をしてくれていました。


 とても優しくて、素晴らしい人格者だったと今でも思います。


 しかし、あの爆弾を作ったのはマチア様に他なりません。


 おそらく今後100年はあの爆破よりも恐ろしいものはないでしょう。


 彼女が『傑作』と言ったのなら、あれはとんでもないものでしょう。

あの爆弾を設置するのは皆で協力し合い、なかなか骨が折れましたが、その日は珍しくお酒を飲みました。


 マチア様は『カーラの家系はみんな酒癖が悪いのよ!』と言って、珍しく豪快に笑いながら、水のようにごくごくと音を立てて飲んで潰れていました。


 そんな楽しい思い出も、今や夢の中にだけ。


 賢者マチア カーラ、ここに眠る

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